少女☆歌劇 レヴュースタァライト 第1話「舞台少女」の感想・レビュー

役者を養成する学科に通う高校生の少女たちの悲喜交々を描く作品?
前半は中ランク程度の主人公の視点で役者養成の紹介が丁寧に映し出されていく。
そんな中、主人公の幼馴染が突如転校してくることで物語が動き出す。ガールミーツガール。
なんと幼馴染は転入前は世界レベルの学校に在籍しており級内序列の脅威となったのである。
さらに舞台の配役を勝ち取るには文字通り殴り合いで決められていることが判明。
役者への覚悟が足りない主人公は門勢払いを食らうが「アタシ再生産」により覚醒し場を制する。

舞台の役者を目指す学園モノかと思っていたら、何故かバトルが始まったぞ!?

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俳優育成科の様子
  • 少女たちによる殴り合いが全てを持って行った感がある
    • 主人公は舞台演劇を学ぶ学校に通う役者志願の女の子。その実力は中程度であり、トップのクラスメイトが自前の練習着を着ているのに対して、汎用の体操服を身につけています。昼ご飯の時には、次の公演では名前のついた役が貰えれば良いと願望を持つ程度で、トップを目指す立ち位置とは無縁なところにいました。シナリオの前半は、そんな舞台演劇を目指す少女たちの学園生活が描かれていきます。日常描写や練習風景が丁寧に表されており、好感が持てます。
    • シナリオが動き出すのは、いつだって第三者が登場してから!主人公の幼馴染であった少女が転入してきます。この幼馴染ちゃんは世界でトップレベルの演劇学校に通っていた実力派であり、その高い表現力はこれまでの固定化されたカーストに一石を投じるものでした。一方、思い出を重ねてきた大切な幼馴染と再会を喜ぶ主人公はノー天気に生きていたのですが……
    • 終局部分から怒涛の展開。なんと役を勝ち取るには文字通り殴り合いが必要であることが提示されるのです。なんと幼馴染と委員長がRPG的なジョブに扮してガチバトルを繰り広げているではありませんか!そして幼馴染ちゃんは押され気味となり防戦一方であり主人公は何とかして助けようと試みます。しかしながら、突如現れたリアルなキリンにより、主人公は演劇に対して熱意が足りていないと説教してくるのです。これを聞いた主人公は、「アタシ再生産」を発動!壮大な演出と共に主人公は生まれ変わっていくのです。こうして新たなる力を得た主人公は委員長を悪即漸。幼馴染を救出し、殴り合いの場を一挙に制したのでした。

 

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幼馴染の転入
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ガチの殴り合い
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アタシ再生産
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スタァライトしちゃいます