雑録

【感想】小林さんちのメイドラゴンS 第5話「君と一緒に(まあ気が合えばですが)」【レビュー】

トールとエルマの過去話及びイルルのバイト探し回。
調和勢と混沌勢として殺し合うエルマとトールだが過去はそうではなかった。
種族よりも個を尊ぶエルマの精神性に共感し二人で行動していた時もあったのだ。
だがしかし人間に介入しすぎたせいでエルマはついに宗教の信仰対象となってしまう。
結局、エルマも個を超えてしまいそこがトールの許容範囲を越え殺し合いとなった。
一方、イルルサイドはバイト探し回。ニート生活に終止符を打ち駄菓子屋店員となる。
ついでにサクッと駄菓子屋の孫とフラグを形成しイルタケ√まっしぐらとなるのであった。

トールとエルマの過去話

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  • 種族よりも個で動くことが共感ポイントであった
    • 人間は愚か、滅びるべき。そう思っていたトールの前に、人間の争いを調定する巫女が現れます。しかしそれは神の使いでも何でもなく、同じ種族のドラゴン(調和勢)だったのです。人間に介入することを快く思わないトールはエルマを殺害しようとしますが、話の中でエルマの精神性に共感を覚えます。それが、エルマの言う上手い食べ物を食うことであり、種族の原理よりも個の趣向で生きていることにシンパシーを感じたのでした。こうして二人は一緒に旅を始め、しばらくは仲良くやっていました。話のなかでザッピングしながら二人がつかず離れずでお互いを想い合う様子を挿入していくのは技巧的な表現。エルマが肉まん的なものを投げてトールが後ろ向きでキャッチするところとか好き。そんなこんなで、トールとエルマはお互いの絆度を上げて行ったのですが、エルマの食べ物への執着は権力の掌握へと帰結してしまいます。なんと人間が持ってくる食べ物にすっかり嵌ってしまったエルマは自らが信仰の対象となり宗教を創始してしまうのです。エルマを中心に階級と闘争が起こることを危惧したトールは鉄拳制裁。こうして二人の仲は破局し、殺し合うようになったのでした。

イルルのバイト話

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  • イルタケ
    • 人間界の生活にすっかり馴染み、ニート生活を謳歌するイルル。自堕落な生活を見かねたトールによって労働を推奨され、バイト探しへと旅立ちます。トールは他者の良い所に気付くのが上手く、イルルが認識疎外を覚えたり人間の手を形成できたりするようになったことをサラッと褒めるのですが、それに対し素直に好意を伝えられるイルルは可愛いですね。素直可愛い。バイト探し中、子どもたちを見つけたイルルは子どもに対する圧倒的コミュ力を発揮し遊びに行くことに。着いた先は駄菓子屋であり、イルルは子どもたちの憩いの場となっている聖域に心躍るものを覚えます。そしてシナリオの都合上、偶然店主のババアが足を怪我しており店を閉めるの閉めないのの話に。これに乗じてイルルは働きたいと申し出てトールのアシストもあり、一発採用されたのでした。トールに頭を下げるよう促されるシーンがグッとくる展開になっています。あと初めてのバイトでちょっと不安になってしまうイルルを小林さんが支えるシーンとかも。こうして見事駄菓子屋店員となったイルルですが、ババアの孫タケが初日のアシストにやってきます。16歳でうらびれた駄菓子屋のバイトを志願した学校行ってない炉利巨乳を訝しむタケはその様子を見張るのですが、イルルが真摯に仕事をしている姿を見て心を打たれます。また、子供好きではあるが仕事では一緒に遊べないのでせめて子供たちが遊ぶ姿を見たいとかなんとか言って心情を語るシーンにより、タケはノックアウトされるのでした。イルルもタケに対して好感を抱き、こうしてイルタケフラグが成立します。

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