雑録

眠れぬ羊と孤独な狼《外伝》Ep.2 Nothing makes a man so adventurous as an empty pocket. の感想・レビュー

埋蔵金かと思ったら不発弾だったという話と不老の肉人形にされた女を殺してあげる話。
主人公は勤務先のラブホ経営者のババアから新宿に隠された埋蔵金の噂を聞かされる。
また古代中国の秘術によって不老の状態で動けなくされ睡姦され続ける娼婦の存在を知る。
飲み屋街を廻って聞き込みを行うも収穫が無かったが防空壕の噂を聞きこれがビンゴ。
スコップ持ってエンヤコラと掘ったら戦時中の不発弾であったというオチ。
不老の娼婦の話はあまり脈絡が無い。主人公が殺害を依頼され殺し上げることで救いをもたらす。

現実に生きているからこそ夢が必要だとか何とか

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  • 埋蔵金
    • 徳川の埋蔵金を筆頭にいつの時代も隠された莫大な財産の獲得は人々を動かします。新宿では戦後混乱期に隠された埋蔵金がどこかに存在しているとまことにしやかに噂されてきました。主人公はそんな噂話に突き動かされる年齢ではないのですが、どこか浮ついた気分になってしまい埋蔵金探しに興じることになります。その手段はドサ周りのどぶ板戦術。飲み屋街で聞き込みを開始。イキナリ情報を引き出すことなどできないため大衆酒屋に通い常連に馴染むくらい毎日酒を呷りに行きます。しかしこの聞き込みは失敗に終わります。馴染んだところで埋蔵金の話題を振るも成果はゼロだったのです。
    • すっかり夢気分も醒め日常に回帰していった主人公でしたが……なんと居酒屋の下に防空壕があるという情報を得てワンチャンに駆られます。女性陣のテンションがうなぎ上りになりドンキでスコップを購入するとピッキングして当該居酒屋に侵入。ここ掘れワンワンとばかりに掘り進んでいくと見事遺物を発見するのですが、不発弾だったというオチがつくのでした。


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  • 睡姦
    • エピソード2では埋蔵金の話と共に何故か不老の女性の話が挿入されます。中国には纏足を代表として様々な性癖があり、そのフェチズムに応えるために秘術が生み出されてたという設定です。不老の技術もその一種であり、美しい女性を薬漬けにして若さを保ち、肉人形となったその身体を抱かせるという闇風俗が存在していました。しかしただ単に動けないだけで、意識や感覚、心は目覚めており、自分が何をされているかは分かっているというのです。そんな状態で老いることなく睡姦され続けるとはなんという悲哀ではありませんか。それを哀れに思ったクライアントにより主人公は殺しを依頼され死をもたらしてあげたのでした。
    • 何故ここでいきなり不老の女性の話がでてくるのか?その理由は主人公がJKから睡姦されるという場面があるからだと思われます。主人公は普段不眠症であり、殺しをしなければ安眠することができませんでした。しかし上記の不老の技術を有する闇風俗のジジイから貰った薬を飲んだらあら不思議。これまでどんな睡眠薬も効かなかったのに朝までグッスリとなるのでした。この時主人公は知り合いの売春宿の経営者の娘のJKを預かっていたのですが、このJKが主人公を襲いイチモツを加えながら秘所を弄って絶頂に達する描写があります。睡姦エピソードはこれを挿れるために加えられたと考えられます。

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眠れぬ羊と孤独な狼《外伝》 感想まとめ