- 広島港⇔呉港⇔松山観光港
- 松山城
- 現存12天守がウリというので天守まで登る。だがまず本丸まで行くのが大変。東側からロープウェイが出ているが、黒門口登場道から徒歩で登った。本丸広場では屋台などが出ており、水道をひねるとミカンジュースがでるギミックが推されていた。チケットを買って天守に入る。
- 天守の内部は城の歴史が展示物と共に紹介されている。流れとしては加藤嘉明→蒲生忠知→松平氏。松山城の天守は現存十二天守とされているが、1852年に再建、54年に落成した3代目の天守とのこと。幕末の天守なんやん。そして松平氏による建造であったた現存十二天守のうち瓦紋に三つ葉葵が使われていることが喧伝されていた。個人的には幕末維新期に興味が惹かれ、慶喜が江戸に引きあげたことを知った後の藩政の動向が面白かった。恭順派と抗戦派で対立するが、結局は恭順派が勝利し前藩主が再勤することで許されたのだとか。
- 国道33号線
- レンタカー。国道33号線を高知まで走る。大体3時間程であり、中盤はほぼ信号も無い中を突っ走ることになる。かくてもあられけるよとはよくいったもので、人類よくこんなところに住み着こうと思ったなと思うし、ここで生活続けていく気になるとも思う。多分、あと数十年後に残っているかは謎。
- 高知城
- 高知城は高知県の真ん中にあると説明されていた。キーワードは「日本で唯一本丸の建築群がすべて現存する」城郭とのこと。しかし築城時のものではなく、1727年の大家で焼失したものを、その後再建したものである。高知城も現存12天守のうちの一つであるが、本丸までの高さは高くない。チケットを買って中に入ると城の歴史が紹介されている。流れとしては南北朝時代の大高坂城→長宗我部元親の築城失敗(治水問題で諦め浦戸城へ移る)→山内一豊の入封。一豊の時代には完成せず、二代忠義の時に全容がほぼ完成したとのこと。面白エピソードとしては山内氏入封時の長宗我部氏の遺臣との対立。一豊が残存する半農半兵の一領具足に如何に苦労したかが紹介されていた。
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