虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 2期10話「かすみん☆ワンダーツアー」の感想・レビュー

かすみんギャグ回で鎌倉小旅行&ランジュちゃんコミュ障発動。
同好会の部長はかすみんなのに新メンバーからは誰も認識されていなかった。
怒れるかすみんは部長としての威厳を示すため鎌倉小旅行を企画する。
しかしその目論見は全て失敗しギャグオチ展開。かすみんの自己肯定感はズタズタ。
けれどもその身体を張ったかすみんの姿勢が同好会を支えていたこともまた事実。
理想通りではないけれども違った形でかすみんは部長として認められていたのであった。
一方ランジュちゃんはコミュ障を発動してしまい、なかなかメンバーと馴染むことができない。
一緒に写真を撮ってと言い出せず幼馴染の栞子にフォローされるランジュちゃんの姿が今回の見所。

メンバー13人勢揃い!親睦会と称して鎌倉小旅行。

部長の威厳を示そうとして失敗ばかりのかすみん
  • かすみんギャグパート
    • アニガサキ2期からの加入組3人衆を入れて同好会メンバーは13人に。しかし新メンバーは誰もがかすみんを部長として認識しておらず、かすみんのプライドはズタボロ。そんなわけでかすみんは親睦のために鎌倉小旅行を企画し、そこで自分の威厳を示そうとしたのでした。しかし最初からしず子の実家を宿泊地として頼っていたり、りなりーに余興用のスマホゲームを用意させていたりと半分以上かすみんの実力ではないかもしれない。さらにどの企画イベントでもかすみんギャグオチエンドとなっており、かすみんの自己肯定感はもうゼロよ!今回はかすみんが自己顕示欲を満たそうとして悉く失敗するシーンがシナリオの原動力となっています。そんなわけでかすみんガッカリエンドになりかけるのですが、かすみんのような狂言回しがいるからこそ、同好会は運営されているのです。チームメンバーたちからかすみんへの労いの言葉がかけられます。かすみんは自分が思い描く理想のようなカリスマ性溢れるリーダーにはなれないけれども、その行動力や愛嬌により皆に慕われるリーダーとしては十二分に役割を果たしていたのです。無理に威厳を示そうとしなくても、かすみんは皆からもうとっくにリーダーであることを認められていたというオチ。
    • 一方、拗らせていたのはかすみんだけではありませんでした。ランジュちゃんもまたコミュ障っぷりを遺憾なく見せつけてきます。ランジュちゃんは同好会メンバーに一緒に写真を撮ってと言い出すことが出来ず、スマホを見つめては時折浮かない表情を浮かべるのでした。そのことに気付くのはランジュちゃんの幼馴染の栞子。ランジュちゃんをケアし支えてあげるのです。ランジュちゃんが写真の件をおずおずと言い出すと、栞子はまずは自分と撮ろうと誘ってあげるのでした。ランジュちゃんは大陸人気質をある程度背負ってキャラ造形されてることを考えると、大陸の若者はグループ活動大変そう。
コミュ障ランジュちゃんをケアする栞子
ランジュちゃん写真撮れて良かったねエンド


アニガサキ1期感想全13話


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