【感想】連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ 第1話「WONDERFUL WORLD - はじめまして –」を見た。

軍隊の落ちこぼれ達が歌による慰安部隊として新たな居場所を見つける話。
突如未知の侵略者が現れた世界観で少女たちは魔力によって防衛戦争を行う。
だが思春期を過ぎると魔力は枯渇し第一線では戦えなくなってしまう。
また十把一絡に魔力保持者を軍隊に組み込んだため戦闘に適さない少女もいた。
そんな軍隊で役に立たずハミダシモノとなった少女たちが居場所を見つけるのが本作。
慰安部隊として歌唱隊を形成し、人々の荒んだ心を癒すのである。

かつては有能だったが魔力の枯渇で落ちぶれてしまった少女

加齢により魔力が枯渇してしまった婦人がリーダー
  • ハミダシ者たちはいらん子中隊でもやりましたが、魔力が枯渇したその後を本格的に扱うのは結構面白そう
    • ストパンシリーズは、突如現れた未知なる侵略者ネウロイと、それに対抗できる魔力を持つため、軍隊に組み込まれた少女たちの話でしたね。様々なスピンオフ作品が出ていて本作はその一種。少女期を過ぎると魔力が枯渇し戦えなくなる問題を始めとし、魔力を戦闘に行かせずハミダシ者となった少女たちに焦点が当てられます。特に魔力の枯渇問題に迫ったのはこれまで本編でも扱われて来たことの掘り下げとなりました。本編ではもっさんやミーナ、ゲルトルートなどの高年齢組で「加齢による魔力の枯渇」は題材となりましたが、本作では「魔力が枯渇したその後」を担うキャラをリーダーに据えて本格的に扱っていきます。結構面白そう。このリーダーが理解者であるBBAに助言を貰いながら歌による慰安部隊を作ろうと奮闘するのが第1話の流れとなっています。あとはメンバーになるキャラたちのチラ見せ。怪我により前線を退いた者、怠惰により訓練に参加できない者、魔力の制御ができない者、射撃の才能が壊滅的な者などが次々と紹介されていきます。そんな中、ド田舎から出て来たという歌唱力バツグンの少女が高らかに歌を歌いあげ、それがリーダーの心を打ちます。この歌を聞いたことにより活力を得たリーダーは、慰安部隊結成の理論的根拠をでっち上げ、新しい生活がスタートするのでした。
魔力枯渇おばさんを奮起させる歌唱力バツグンのメインヒロイン
前線では活躍していた一流が後方で居場所がなくて足掻く姿もいいよね。

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