【感想】メイドインアビス 烈日の黄金郷 第5話「秘匿」を見た。

第1話やOPで登場していた探検隊(ガンジャ隊)が成れ果て村を作った事が判明する話。
レグは成れ果ての姫の従者ロボから自分たちが情報収集のための干渉器と教わる。
リコは言語を習得した後、村の探索に乗り出し洞窟で幽閉された女性と接触する。
ナナチはミーティ(複製体)を解放するため自らの身体を売り払ってしまう。
ようやくガンジャ隊の人々とリコ達が本格的に接触
成れ果ての村はおぞましい成り立ちをしており、その謎を解き明かしていく感じ?

呪いの吹き溜まりで歪に果てた子たちが、人の身体を失ってもなお、心だけを残してそれでも営み続けてる

レグ編~レグの正体は干渉器!?~

ガブールンから干渉器に関する説明を受けるレグ

レグ視点。前回成れ果ての姫から逃れたレグだったが見事に迷子。成れ果ての村に辿り着くことが出来ず万事休すとなったところで姫の従者ロボに救われる。この巨大ロボ:ガブールンから話を聞き、レグたちがどのような存在なのかが明らかになっていく。レグたちロボは干渉器と呼ばれており、各層に配置され情報を集める存在だったとのこと。各層にいるロボたちとは通信できなくなって久しく、また各個体は層の間を移動できない模様。それ故ガブールンから、各層を移動できるレグが彼ら干渉器が誰によって作られたのかを解き明かしてくれと頼まれるのであった。これまでの層で干渉器に会わなかったってことは彼らは朽ち果てた個体なのか?また以降の層でも干渉器は登場するのか。レグはガブールンと会話しながら成れ果ての村へ案内される。と、いうか成れ果ての村って細長い円柱形の塔のような外観なのね。
 

リコ編~幽閉されしヴエコを解放せよ~

成れ果て村の禁域で幽閉されていたヴエコを解放する

続いてリコ視点。食堂で三賢のうちの一人ワズキャンと遭遇して知己を得た後、食堂の店主から言語を教わり、目の奥と呼ばれる禁域の情報を得る。この禁域で遭遇したのがヴエロエルコことヴエコ。彼女は成れ果ての村でも人の姿を保っており、触手のような細い管を付けられ幽閉されていた。信号によって村の事象を大体把握することができるらしく、村内にいたナナチの動向を知っていた。リコから色々と尋ねられると村の成り立ちを語りだす。

この村ってさ、成り立ちが良くないんだ。それこそ呪われてるって言っていい。自分はそれに一枚噛んでる。地獄の中で何もかも無理してさ。自分たちが地獄を作り出す側になってた。そんでもうどうにもならないのに、この村作るのだけはやだって反対して、挙句暗がりに封じられて。でもさ、自分この村を信号としてずっと見てきてさ、成り立ちはおぞましいけど、今は結構悪くないとこになってるんだ。呪いの吹き溜まりで歪に果てた子たちが、人の身体を失ってもなお、心だけを残してそれでも営み続けてる。何の話だっけ。ああ、自分は悪い奴だよ。欲に眩んで人以上のものになりたくて、こんなとに来ただけじゃなく……

 

ナナチ編~リコ欠損フラグまっしぐら!~

複製体のミーティを解放するため自らの身体を売り払ってしまったナナチ

最後にナナチ編。ヴエコを解放したリコはナナチがいるベラフの棲み処まで案内してもらう。そこにはミーティの傍らで倒れ伏すナナチが!そして解き明かされるミーティの謎。ミーティは1期終局部でレグの火葬砲により不死から解放され死んでいたが、第六層のミーティは複製体とのこと。ミーティを連れて六層探索に来ていた黎明卿と接触したベラフはどうしてもミーティを欲しくなったので、その複製体を作ったのであった。複製体であったとしてもナナチはミーティを解放したかったのである。だがその代価は莫大なものであり、ナナチは自分の身体を売り払うことでそれを成したのだ。リコはナナチを取り戻すために交渉開始。髪と左手の爪5枚及び装備品を代価にしようとするが、ベラフからは身体の一部を求められる。リコ、ついに欠損√か、それとも別の手立てを考えるのか。劇場版でプルシュカ解体しているからリコが欠損する展開もあるのかもしれない。

メイドインアビス感想まとめ

1期

劇場版

2期