【感想】アニポケ 120話「コハルとイーブイ、可能性は無限大!」を見た。

娘の進路選択の一助のため興味を持つ分野を野外体験させる父親の話。
これまで他者からのレッテル張りと偏見によりポケモンと接することを遠ざけて来たコハル。
だがイーブイとの出会いを契機に交流が広がりポケモン進化に興味を抱くようになる。
そんなコハルを見た父親のサクラギ博士はキャンプへ誘いビオトープポケモン進化を観察させる。
サクラギ博士は自分がポケモンに興味を持った始原的体験を語り娘の背中を押すのである。
興味を持つことがあったらその分野を否定しないし一度選択したからといって変えてはいけないわけではない。
進路選択という普遍的な話をイーブイポケモン進化という具体的な題材で扱うシナリオであった。

娘の意思を尊重するし興味を持つ分野があれば体験活動に連れ出す父親

ビオトープポケモン進化を観察!
  • ビオトープで自然体験をさせて将来に対する選択肢を説く
    • 今回はコハルの進路選択のお話。カッコいいパッパが見所。サトシが一切出て来ないぞ!イーブイの進化先について悩める少女コハルは、これまで研究者の娘というレッテルを張られ、少なからず偏見を受けて来たため、ポケモンを遠ざけてきました。しかしながら血は水よりも濃くコハルは明らかにポケモン研究職の気質を継承していたのです。イーブイと接するなかで進化について考えることが多くなったコハルは、人間の成長とポケモンの進化の比較について思いを馳せるようになります。そんな娘を見たサクラギ博士は娘をキャンプに誘いビオトープポケモン進化の自然体験をさせるのです。
    • ニョロモが出て来たので、ニョロゾからのニョロボンニョロトノの分岐を扱うのかなとワクワクしながら見ていたのですが、全くそんなことは無かった(初期ポケスペではレッドの相棒がニョロゾだったのでこの辺の世代の人々はニョロゾを見るとテンションが上がる)。主役となるのはニョロモではなくピッピ。ここでサクラギ博士がポケモン研究に興味を持ったきっかけが語られます。自然体験をさせるしビオトープ管理師との知己を得させるし自分の経験談を語るしでなんと良い父親ではないか!
    • そして夜にはピッピのつきのいしの儀式でピクシーへの進化を垣間見ます。前回の予告でてっきりおつきみやまかと思い込んでいましたが、つきのいしってどこにでもあるのね。あとつきのいしがでてきたけどイーブイの進化先には全く関係が無かったぞい。ラストはサクラギ博士が一歩を踏み出すことの大切さを唱え、可能性は無限大であることを説いて道徳の教科書エンドを迎えます。このサクラギ博士の一歩を踏み出すことと一度決めたからと言って別に興味があること出てきたら変えても良いというのは割と共感できます。クラギ博士が娘の興味のある分野を伸ばしていく教育方針を見てイイパッパダナーと思ったのでした。
かつて助けたピッピがピクシーになってて再会を果たす
他人から進路を決められるのが嫌だっただけで研究者としての資質はバツグンなコハル
ポケモン進化を通した進路選択の話であった

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