自分の事は棚に上げて厳しい訓練を課す少女が後ろめたい感情を抱え自己嫌悪する話。
アクロバット演目担当のマリアはメンバーに対して高度な技術を要求し指示を出していた。
だがあくまでもそれは地上訓練でありメンバーからは飛行訓練を求める意見が噴出する。
しかしマリアの飛行技術は拙くて偉そうにする割りには飛びたくなかったのである。
それ故階級まで持ち出して無理やり言うことを聞かせようとまでしてしまう。
自分の愚かさを噛み締めるマリアはそれでも飛べない自分をさらけ出す事が出来ない。
そんなマリアを救うのがマナであり飛行訓練へ連れ出すと二人でアクロバット飛行を成功させる。
こうして開き直ったマリアは自分の弱さをさらけ出し皆に支援を求めることができたのであった。
自分はできないくせにそれを棚に上げて階級をちらつかせ命令ばかりするマリアちゃん


- できない自分を認めたくない
- 歌と踊りにより戦場の兵士に慰安を与えるのがルミナスウィッチーズ。だが歌と踊りだけなら彼女ら以外も可能なわけで、独自性を出すにはウィッチの特性を活かすしかありません。それ即ち飛行アクロバットであり、マリアはその演目を一人考え、メンバーに訓練を施していきます。しかしマリアは熱が入りすぎてしまいます。理不尽な体育会系的指導。さらにマリアは飛行技術が拙くウィッチなのに飛行を不得手としていました。それ故、実際に飛んで訓練した方が早いのに地上訓練ばかりさせていたのです。こうなればメンバーから不満が噴出するわけで、十分に自分の欠点を自覚しているマリアは追い詰められていきます。考えれば考える程自分の技量不足に苛まれるようになり、ついには自滅してしまうのです。バーンアウトな精神崩壊。それでもマリアは自分の技量不足を仲間にさらけ出す事が出来ません。そんなマリアを救うことになるのがお気楽能天気娘であるマナ。直感で動くマナはマリアを空へと連れ出すと、マリアが求める飛行をやってのけるのです。マナに刺激を受けたマリアは拙いながらも空を飛び始め、マナと共に計画していたアクロバット飛行を成功させるに至ります。こうしてマリアは自分の弱さを認め、他人に頼るということを知ったのでした。これ以降吹っ切れたマリアは自分が技量不足だからメンバー皆がしっかり練習して自分を助けて欲しいと頼むことができるようになり、部隊はより洗練されていったのでした。





ルミナスウィッチーズを見たよという絵⑥ pic.twitter.com/OiwPjnm3mg
— なぎ (@nagipo_ne) 2022年8月11日
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