【感想】リコリス・リコイル 第7話「Time will tell」を見た。

千束の目的の一つであった「人工心臓により命を救ってくれた恩人に出会う」事が叶った話。
千束は自分が生かされた理由をアラン機関のような「人助けに」求め、DAから出奔した。
だがアラン機関は千束を「人殺し」のために生かしたのであり齟齬が生じているのが面白い所。
アラン機関は支援対象者に接触してはいけないため吉松シンジは千束に直接殺しの件を言えない。
だからこそミカをして千束を殺し屋にさせようとしているがミカはそれに反対している。
それ故、今回も千束がその自分の生存理由の矛盾に気付くことなく単なる接触に終わった。
吉松シンジがたきなにかけた「千束の居場所がここではない」という呪いがどのように発動するか。
また噛ませ犬だと思っていた真島もアラン機関の支援対象であったことが判明した。

千束とアラン機関の矛盾がいつ限界を迎えるかに注目が集まる

店長のメールを盗み見してしまい思い悩む千束
  • 今回も千束の生存理由の矛盾問題は流されてしまった
    • ついに千束がアラン機関と接触!店長のスマホのメールが偶然目に入ってしまった千束。そこには千束の今後について話したいという旨が書かれていました。これを見た千束は自分がDAに戻されてしまうのではないかと大わらわ。そんなわけで高級バーに潜入調査し、店長が誰と会うのかを確かめに行きます。その場に現れたのは吉松シンジ。千束は会話内容を聞いてしまい自身に人工心臓を与え命を救ってくれたアラン機関のヒトが吉松シンジであったと確信します。そしたらもう出て行かないわけにはいかないでしょう。突如店長と吉松さんの前に躍り出る千束。命を救って貰った感謝の礼と自分の今の生きる目標を語るも吉松さんはつれないお返事。視聴者としてみれば、ついにアラン機関がその目的を千束に告げる時が来たのか!とワクワクしながら見ていたのですが……なんと途中でクルミたちの横やりが入り今回も首の皮一枚の所で千束が知ることは無かったのでした。
    • 店長はエレベーター内で吉松シンジに千束を解放せよと脅しますがそれも果たせず。店長が男色であることが判明したので、店長はいまだに吉松シンジを愛しており、千束を二人の間の愛の象徴かなにかとして捉えているような雰囲気が醸し出されたのでした。そして吉松シンジは最後にたきなに言葉の呪いをかけていきます。千束の居場所はここではない、君には期待していると洗脳していくのです。これってたきなを使って千束をDAに戻らせるフラグとなるのか?
    • ED後は肌身離さず身につけていたアラン機関のアクセサリーを外し信仰の対象とする千束の姿が!千束の目標の一つであった自分を助けてくれたアラン機関のヒトを探すというミッションが達成されたから外したのでしょうか。また噛ませ犬だと思っていた真島もまたアラン機関の支援対象の一人であったことが判明します。次回こそいよいよ千束と真島の戦いの火蓋が切られそう。旧電波塔事件の際、真島は炉利千束と戦ってたぽいし、次のステージは新電波塔攻防戦になるのかな。(その割には真島に小物臭しかしない)
真島は旧電波塔事件で炉利千束と戦っていた!?
千束の脇と尻に埋まるたきな
千束は念願だった命の恩人との邂逅を果たすも素っ気ない対応をされてしまった
アラン機関と千束の間の矛盾は今回も扱われずフクロウは依然として信仰の対象

リコリス・リコイル感想まとめ


2022年アニメ感想まとめ