ラブライブ!スーパースター!!　2期5話「マニーは天下の回りもの」の感想・レビュー -

鬼塚夏美回(上)。動画収入目的でリエラに擦り寄ってくる拝金主義者の話。
鬼塚さんは動画共有サイトで一攫千金を狙い再生数の為なら何でもする配信者。
同じ学校のスクールアイドル(リエラ)の人気を目にし、これを利用しようとする。
お人よしの澁谷かのんは二つ返事で承諾し、とても酷い契約を結んでしまう。
すみれや四季などのリテラシーが高いメンバーはこれを危惧するが不安は現実のものに。
メンバーの私生活や日常風景が切り抜かれた動画はバズリ鬼塚さんは広告収入を独占。
さらに鬼塚さんの差し金によりリエラは1年と2年で分断されてしまうのだ。
なぜ鬼塚さんは動画配信に拘る拝金主義者なのか！？安直な予想だと鬼塚商店の破産とか？

リエラを利用して再生数を稼ぎ広告収入で一攫千金を目論む鬼塚さんの話

鬼塚さんはなぜこんなにもカネに執着するのか？という興味を視聴者に抱かせる回
- 常にお金のことを考えており動画配信だけでなく肉体労働にも従事する鬼塚夏美。なぜ彼女はそんなにもお金が必要なのか。視聴者の疑問を醸成しながら、今回は鬼塚さんがカネもうけのためにリエラに接触してきます。多分鬼塚さん的にはバズればネタは何でもよく、たまたま自分の学校で人気が出て来たのがリエラだったというだけの話っぽい。リエラに取り入り広告や宣伝などを無料でやると言葉巧みに言いくるめます。練習に専念できるとのメリットに惹かれたお人よしのかのんちゃんはこれを許可。すみれや四季が怪しがっている中、練習とは関係ないシーンばかり撮影され練習が出来ず本末転倒となります。その上、切り抜き動画の広告収入は全て鬼塚さんが独占！という悪だくみが次々に成功していきます。
- これと同時並行的に描かれるのが1年生と2年生の技術間格差問題。正直まだこのネタで引っ張るんかいと思いますが、ここでも鬼塚さんの入れ知恵が炸裂。なんと1年生と2年生を分断してしまうのです。動画撮影の際に1年生が躊躇した理由に技術の無さが配信され恥ずかしいことを挙げていたので、これを上手く利用したというワケ。既に人気も実力もある2年生メンバーに集中した方がコスパ的にいいだろうという策。
- リエラメンバーではすみれや四季が鬼塚さんの危険性を指摘していますが、善良なかのんはすぐに決めつけることを良しとはしません。おそらくまたスーパーカウンセリングタイムが発動して、鬼塚さんの事情を聞いて改心させる話が挿入されるのでしょう。と、いうわけで鬼塚さん回は1話で終わらずまさかの次回へ続くオチ。今回の放送で鬼塚さんの実家鬼塚商店が出てきましたが、フツーに考えたら個人商店の経営が成り立たず破綻して借金まみれとかか？