【感想】異世界おじさん 第5話「そういや俺、「暗殺」されかけたことあるな」を見た。

メイベル√。封建的な伝統に縛られて生きて来た少女が解放され自由を目指す話。
氷の一族メイベルは先祖代々受け継がれてきた家業により人生を決められていた。
おじさんによりメイベルは家業から解放されるがそれは生活の糧を失うことを意味していた。
逆恨みしたメイベルはおじさんを暗殺しようとストーキングしていたがついに実行する。
だがそれは単なる八つ当たりであり自分の感情の捌け口としたかったからであった。
自分の人生を好きに生きることを貫くことこそが強さと諭されたメイベルは好感度MAX。
ツンデレエルフは自分以外には好きにならないであろうとおじさんがモテて焦りだす。

メイベル=レイベールのキャラクター表現とフラグ生成過程

おじさんに襲い掛かり騎乗位をするメイベル
  • 自立した女性像の確立~先祖伝来の家業に縛られる生活から解放され自由へ~
    • メイベル=レイベールは氷の一族。先祖代々伝わる魔炎竜を唯一倒せる氷の剣を守る事がその使命でありました。しかしながら、おじさんは氷の剣無しで魔炎竜を倒してしまいます。そしてメイベルに自由に生きる道を説いたのでした。しかしながら家業というものは生活の糧でもありました。自由になったメイベルでしたが、それは同時に食い扶持を無くすことを意味していました。困窮したメイベルはおじさんを逆恨み。ストーカーと化して暗殺しようと試みます。メイベルにとっておじさんを恨むことが生きるためのエネルギーでもあったのです。それ故、ホントウにおじさんを殺そうとなど微塵も思っておらず、自分の行き場の無い感情をぶつけたいだけだったのです。おじさんはメイベルを優しく受け入れてあげたためフラグは成立。

  • メイベル好感度カンスト
    • おじさんはメイベルと自立した人間を目指す人生訓を再確認します。このおじさんの言葉は一度しかない人生を生きる我々にとっても十二分に共感できるものであります。「誰が何といおうと、キミの、メイベルの人生だ。自分で選んで好きにやっていいんだ。それを貫く力が強さ」。好きな物を好きと言うのは難しいことだし、しかもそれを職業にして、誰が何と言おうと貫く通すのは難しい。だからこそそれが強さというのはメイベルの好感度を爆上げにします。さらにおじさんの攻勢は続きます。メイベルがコンプレックスにしている根暗な性格と腫れぼったい目に対し、落ち着いていてよい、喋っていて楽しい、魅惑的な目であると畳みかけます。さらに天星石は一生責任を取る象徴となって好感度カンストしたのでした。ここのところの声優さんの演技が大変素晴らしいものであり、ヲタ女特有の腐女子的口調でデュフデュフ言わせるのがグッときますね。

  • ツンデレエルフとメイベルの正妻争奪戦
    • 後に全てが勘違いだと分かり、ツンデレエルフの力を借りておじさんを凍結させるも、貰った指輪を幸せそうに眺めるメイベル。何でもメイベルには日本から来た異世界転生者の血が流れており、おじさんの容姿が好ましいものに見えているのだとか。ツンデレエルフは自分以外におじさんを好きになる人などいないと高を括っていたわけですが、ここに来て強烈なライバルが出現。ツンデレエルフと氷一族の女から好意を寄せられるおじさんはまさに異世界ハーレムの様相を呈してきました。

今回の名場面集

自分の好きなことを貫くのが強さ
自己肯定感の低い少女がおじさんに褒められて照れる
指輪を嵌められデュフデュフするメイベルを演じる声優の技巧がスゴイ!
ツンデレエルフが添い寝しようと夜這いをかけたら束縛プレイ中だった
おじさんに緊縛され感じてしまい秘所を濡らすメイベル
おじさんに貰った指輪を幸せな表情を浮かべるメイベル

異世界おじさん感想まとめ


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