ラブライブ!スーパースター!! 2期8話「Chance Way」の感想・レビュー

スクールアイドルとして母校のアイデンティティを探究する話。
ライブを行う舞台選択を行うことになったリエラメンバーたち。
どの場所にすれば視聴者ウケが良いのかで苦悩することになる。
だがライバルチームは地元に根付く土着の文化を見事に昇華していた。
スクールアイドルである以上、地域との一体性が求められていることに気付く。
渋谷かのんは学校の立地に注目し表参道を交通の結節点として価値づけする。
それを秋祭りに擬した歌と踊りで表現し見事東京大会への出場を決めた。

「スクール」アイドルであることは学校が立地する地域的特性が求められる

クゥクゥの暴走や鬼塚の悪徳商法にツッコミを入れる常識人すみれ
  • 表参道は交通の結節点であり人と人との絆
    • 今回は東京大会に進出する為のライブを行う場所探しをすることがメインとなる。視聴者の投票によって決まるため、票集めに小細工を使おうとするCEOの活躍が光る。そういえば現実世界においてもCDの売り上げをあげるために色々やったアイドルグループとかいたよな。だがこれにはストップがかかり、ちゃんと勝負することになる。当然よね。そんなわけでやはりライブ会場探しに逆戻り。一方学園ではオープンキャンパスが行われるが、周囲の生徒はかのんたちが大会に専念できるようにと仕事をサポート。他の部活が目立てるようにとオープンキャンパスでのスクールアイドル部の出し物も禁止されてしまう。そんな中、先輩かつライバルでもあるチームから連絡が届く。彼女らは島出身のアイドルであり地元の素材を生かした郷土愛溢れる舞台装置を創り上げていたのだ。スクールアイドルというからには学校の地域的特性が必要だということに気付いた澁谷かのん。では母校の特色とは一体……。澁谷かのんは散歩に出かけ、途中できな子を回収し、二人で一緒に地元を歩く。ここで天啓を受けたのが表参道という立地。昔から交通の結節点として栄えてきたこの地は人と人との絆が育まれて来た場所ではないか。それを表現する為に澁谷かのんは秋祭りを擬した歌と踊りを披露し、みんなでワッショイできる舞台を現出したのだ。澁谷かのんのねらいは大衆に受け、見事東京大会への切符を手にした。
表参道を見て交通の結節点は人の絆だと悟る澁谷かのん
地域住民と一体化する秋祭りを擬したライブ
エンドカード

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