【感想】僕の心のヤバイやつ Karte.88「僕は何を言っているのか」を読んだ

ブルデートで原さん達とスイーツ食べ放題の店へ行く話。
前回の引きで原さんのことをカワイイと言ってしまった我らがイッチ。
そのため山田及び原さんに想いを寄せる神崎のヘイトを高めてしまう。
今回はそんな気まずい状態でスイーツ食べ放題を行うことになる。
ダイエットをしたがる原さんに対し、神崎とイッチの対応の違いがポイント。
ありのままで良いという神崎に対し、変わろうとすることを否定しないイッチ。
それを理解した上で本人の本当の幸せが何かを理解している神崎の強さよ。

ありのままを受容すること・変化を肯定すること・本当の幸せとは何かを見出すこと

f:id:r20115:20220111171158j:plain:w500

  • 変わりたいって気持ちを否定するべきじゃない
    • 食べることが人一倍好きなのにデブであることを気にしてスイーツ食べ放題に来たのに小食を装う原さん。今回山田&イッチがWデートに誘われた理由は、気兼ねなく原さんに食事をしてもらう事でした。神崎曰く、原さんはいつも体型のことを気にして食事を我慢してしまうのだとか。これまでのお話では神崎がデブ専であるが故に、原さんをデブのままにしておきたいので、デブである原さんを肯定しているかのように見えました。原さんはありのままで充分かわいいんだと力説する神崎。
    • そんな神崎に対して変わろうとすることは悪い事ではないと、変化を求める原さんを理解するのが今回のイッチの最大の見せ場!!今回のイッチ演説はキレッキレです「"ありのままでいい"-なんて言ったって 本人がそう思っていなければ 単なる押しつけだろ 変わりたいって気持ちを 否定するべきじゃない」。イッチはこれまで卑屈であった自分が努力して変わってきたことで山田との関係を構築できたことを鑑み、自分を否定しないためにも原さんの気持ちを擁護するのです。
    • しかし神崎はイッチの上を行きました。なんと原さんにとって何が一番幸せかを理解していたのは神崎だったのです。神崎は原さんがデブだから好きだったのではなく、原さんがいっぱい食べることで幸せを感じていることを見抜いていたのです。こうして本人にとって何が本当の幸せかを見出してみせた神崎に軍配が上がり、原さんはスイーツ食べ放題を満喫することが出来たのでした。今回は山田のヤンデレ芸も見どころの一つであり湿度の高さを醸し出していましたが、イッチもまた嫉妬しており山田は俺のだ宣言をして次回へ続く。


f:id:r20115:20220111171144j:plain:w500
f:id:r20115:20220111171147j:plain:w500
f:id:r20115:20220111171151j:plain:w500
f:id:r20115:20220111171155j:plain:w500