【感想】ヴィンランド・サガ奴隷編 第1話「エイナル√大加筆補正」を見た。

ヴィンランド・サガで一番面白い奴隷編がついにアニメ化。第1話は農夫エイナル過去が描かれる。
エイナルはこの後新大陸にまでトルフィンについていくことになる唯一無二の親友キャラ。
アニメ版では故郷の村がヴァイキングに侵略されるシーンが1話分丸々使って詳細に描かれる。
原作のエイナルって母と妹いたんだっけ?目の前で二人とも殺されエイナルは奴隷として売られる。
海を渡っての輸送中に死ねばそのまま海に捨てられるし奴隷市場で逃げても直に捕まる。
逃亡に失敗したエイナルは諦念に駆られ、ついにケティル農場に売られることになる。
はたしてエイナルくんは自分の身を自分で購入し自分を解放することができるのか!?

エイナルくんが奴隷になるまでの経緯が詳細に描かれたぞ!

エイナルの家族と故郷の畑
  • イングランドの農夫エイナルくんは如何にしてケティル農場の奴隷となりしか
    • ヴィンランド・サガで一番面白い奴隷編が始まるよ!アシェラッドの死に際に父の死の真相を知って絶望したトルフィン。彼はケティル農場で奴隷にまで堕ちるのだが、第1話ではトルフィンの親友となるエイナル√が詳細に描かれていく。まずはエイナル君の家族が登場。肝っ玉母ちゃんと明るい妹が出てきます。ヴァイキングの侵略者たちに備えて訓練をしようとするエイナルに母は否定的。一度は村が襲われ父も死んだが、皆は生きているし村も復興できたじゃないか。生きてりゃなんとかなるとポジティブシンキング。だが即落ち2コマ漫画の如く一瞬で村は灰燼に帰す。再び村はヴァイキングの侵略を受けたのである。エイナル一家は抵抗することなく逃亡を図るが、母が流れ矢に当って重症。そこをヴァイキングに見つかってエイナルは返り討ち。妹は犯されそうになるが髪飾りで刺したためあっけなく殺されてしまった。
    • 今回は奴隷の輸送に大幅な尺が取られる。故郷も土地も家も家族も亡くしたエイナルは奴隷として売られていくのだが、そこで現実を知り心が折られていく。航海中に病人が出れば海へと捨てられ、奴隷市場から逃亡しても結局は捕まる。こうして逃亡するよりも売られた先で旦那に奉公することが幸せだとの洗脳を刷り込まれていく。エイナルも同様で諦めの境地に達しそうになった所、たまたまケティルに購入された。ケティルはやり手の農場領主であり開墾のための労働力を欲していたのである。連れていかれたケティル農場は繁栄しており、その畑を見たケティルは農夫魂が燃え上がり再び生きる希望を抱く。そんなケティルはトルフィンに引き合わされる。これまでトルフィンは父の仇を討つことだけを生きる目的としアシェラッドの命を狙うはねっかえりの戦闘狂であったが、ここでは生気が抜けきっていた。トルフィンはケティルとの交流で生きる意味を見つけていくのである。ヴィンランド・サガの奴隷編は(少なくとも原作では)おススメなので皆も読もう!
母と妹は殺され、故郷は焼き討ちにあう
輸送過程で次第に奴隷に堕ちていくエイナル
逃亡に失敗したエイナル、ついにケティル農場に買われる
ケティル農場でトルフィンとご対面

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