中学時代に疎遠になった幼馴染がTSしたので女友達として百合友情を育むことになった話。
風巻祭里は霊媒師+忍者である祓忍として幼馴染の花奏すずを怪異から守ってきた。
TSして高校に進学した後も祭里は陰からすずを守ればいいと距離感を保っていたのである。
だが妖怪の餌として成長しつつあるすずはこれまで以上に怪異に襲われる機会が増えてしまう。
この事態を怖れた祭里は日常的にすずを守るため女友達になって欲しいと申し出る。
すずは祭里が女になってもカッコいいことに気付き女のままでもいいのではと百合的妄想をする。
だがすずは異性として祭里と繋がりたいと思う気持ちもあり、TSの呪いをかけた猫の命を守る。
何か話の展開がジャンプというよりもコロコロのノリに近いかもしれない。
TSした幼馴染が女になってもカッコ良くてガチ百合でも良いかもしれないと考え出すヒロイン
- 疎遠になっていた幼馴染と友達の絆を結んだぞ!
- TSしたため女として高校に通うことになった風巻祭里。だが祭里はこれまで通りヒロインの花奏すずと慣れ合うつもりはなく、陰から守れば良いと思っていた。しかしそれは見通しが甘かったことを痛感することになる。JKになり女として熟していくにつれ、妖怪の餌としての旨味も上昇し、化け猫以外からも狙われてしまうようになるのだ。妖怪からの襲撃に対し危機一髪ですずを助けることに成功するが、このままではいけない。もっと近くで守るために、学校生活でも祭里の友達になり、同じグループに所属する決意をする。こうして祭里はすずの友達であるギャルと炉利と共に仲良しグループを形成するに至った。すずは祭里と近しい関係になれたことでドキドキが止まらない。妖怪の襲撃から助けて貰った時に、たとえ女であっても祭里がカッコいいことを改めて認識したすずはその想いを募らせていく。今まではその肉欲から祭里と重なりたいと願っていたすずではあるが、女でも別にレズプレイをすればいいのでは?と開眼していくのである。
- こうしてガチ百合に目覚めかけたすずだが、それでは物語が終わってしまう。祭里とすずは百合的関係としてハッピーエンドになりました。めでたし、めでたし。そんなわけにもいかないので、すずは祭里が化け猫を祓うのをやめさせる。祭里が祓忍として覚悟を決めており、例え男に戻れなかったとしても怪異を祓うことこそ是とするとうカッコよさを見せつけるので、すずに止めさせないとシナリオが破綻してしまうのだ。結局の所、妥協案として、祭里が化け猫を飼うことにする。この化け猫は祭里の祖父と若かりし頃に色々あったそうで、年齢を重ねた今ならお互い上手く行くのかもしれない。化け猫がかつては敬われていたがある時を境に豹変したと伏線が張られているので、それがどう描かれるがテーマとなりそう。
関連
参照