【感想】解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ 第3話「ダリエル、昔の職場へ行く。」を見た。

魔王軍に奪われた鉱山を接収し衰退した鉱山集落を復活させる話。
オッサンは自分を助けてくれた村が過疎化に悩む旧鉱山町だと知る。
だがアッテムト夕張市などとは違いまだ価値のある鉱物が豊富にあった。
問題となっていたのは鉱山を魔王軍に取られてしまっていたこと。
オッサンは以前鉱山管理をしていたこともあり横流しを頼みに訪問するが……。
なんと税率は以前の4倍となり亜人たちが過酷な労働を強いられていた。
亜人たちに慕われていたオッサンはなし崩し的に労働者蜂起に加わり魔王軍を撃破する。
こうして鉱山を接収したオッサンの活躍により再び鉱山集落は繁栄を取り戻した。

オッサン、なし崩し的に労働者蜂起の扇動者になり、鉱山を接収してしまう

隙あらばオッサンとスキンシップを求める村長の娘
  • オッサン無双全開。剣を鞘に収めた舐めプ状態でも魔王軍を一掃
    • 失職し社員寮をも追い出されたオッサンは辺境の村に拾われ、雑用をして暮らすようになった。だが廃屋が多いことに気付き村長に問うと、衰退し滅びを待つだけの鉱山集落であったことを知る。かつては鉱物を運ぶ宿場町として栄えたものの、その機能を失えば衰退することは自明であった。フツーだったらこれを打破するためには新たな産業の創出が必要となるが、ただ魔王軍に鉱山を奪われてしまっているだけであり、鉱物の価値が低下したわけでも鉱山が枯渇したわけでもなかった。アッテムト夕張市とは状況を異にしたのである。そんなわけでオッサンはかつて自分が鉱山管理を担当していたこともあり、横流しを頼むためにかつての職場を訪問することにした。だが現場は酷い有様であり採掘を担当する亜人はかつての4倍もの税率を賭けられ過酷な労働を強いられていた。オッサンが亜人たちを慰めていると、丁度その時、取り立てが行われる。魔王軍のあまりにも横暴な態度に対して亜人たちはついに反旗を翻す決意をする。オッサンの存在が反乱を煽動するきっかけになってしまったのだ。労働者蜂起に対して魔王軍は殲滅をもって対処しようとする。このままでは亜人たちが殺されてしまう。オッサンはついに介入を決意し、魔王軍と戦うことになる。人間側によって才能を開発されたオッサンは向かう所敵なし。バッサバッサと魔王軍を蹴散らす。そして現場責任者も倒す。オッサン、無双状態だ!で、現場責任者は平民であり縁故採用だったことが明らかになりオメオメと逃げ去っていく。オッサンは兵士たちにも帰還を促し平和的に解決。こうして鉱山の接収に成功したのであった。最終的に亜人は保護されることになり人間の労働者に対して技術指導を行う地位を獲得。緩やかに衰退し滅びを待つだけであった村はかつての賑わいを取り戻しハッピーエンドを迎える。
労働者蜂起の発生
オッサン無双!
鉱山を接収したことで衰退していた村も活気を取り戻す!

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参照