ブルーアーカイブ「歌住サクラコ」絆ストーリーの感想・レビュー

貞淑で敬虔なシスターであるサクラコが「他者から自分がどう見られているか」について悩む話。
サクラコは自身が「気難しい人」と他者から思われているのではないかと気にしていた。
サクラコは慈愛と安寧を標榜しており教会を皆の安らぎの場所にしたかったのである。
そのため「親しみやすい人」を目指して頑張るのだが空回りし先生に相談を持ち掛ける。
立場上、他人に甘えられないサクラコは先生に対して思慕を深め夜の教会に呼び出し散歩などを行う。
また自分に趣味が無いことを気にするサクラコはこれまた先生に相談するのだが……
趣味の定義を先生に教えられた際に、自分の趣味は先生だということに気付いてしまうのであった。
最後はサクラコは自分が他者から「怖れられている」ことを自覚し、誤解を解こうとする。
だがその手段として先生に立証してもらうことを選びシスター全員の前で演説させたのである!

歌住サクラコのキャラクター表現とフラグ生成過程

自分が「気難しい人」と思われているのでないかと気にするサクラコ
  • 教会を「安らぎ」の場所にしたいサクラコは「親しみやすい人」を目指して頑張ります!
    • 歌住サクラコは教会のシスター達を束ねるトップ。神に奉仕を捧げ、貞淑で敬虔な信仰者であった。それ故にサクラコはシスター達から怖れられており、畏怖の対象とされていた。しかしサクラコ自身は怖れられているのではなく「気難しい人」と思われているのではないかと思い悩んでいた。教会を安寧と安らぎの場所にしたいサクラコは「気難しい人」では皆が心を開いてくれないと思い込み、「親しみやすい人」を目指して奮闘していく。メッセージアプリでギャル語を使ってみたり、流行のアクセサリーを買おうとしたりなんだりする。
    • しかしそれらは空回りに近く、結果として先生に助けられることになり、サクラコは先生への思慕を深めていく。シスターの長であることから組織や人々の様々な秘密を抱えることになり、気苦労が多いサクラコは、ますます先生に頼っていく。秘密の内容そのものは伝えられないけれど、自分が秘密を抱えていることを先生には知っておいて欲しいと先生に告白するのであった。しかも、夜の教会にわざわざ先生を呼び出し散歩をしながら自分の心情を打ち明けるのである。どんなにサクラコが先生の事を想っているかが感じられるイベントスチルである。
    • そしてサクラコは自分の中に芽生えた先生への気持ちを自覚することになる。ある時サクラコは自分に趣味が無いことを気にして先生を呼び出し相談するのであるが、そこで先生から趣味について定義を教わる。自分が習慣として無意識のうちにやるものを思い浮かべた時、サクラコがしていることは先生の事を想うことであった。すなわちサクラコの趣味は先生だったのである。先生の目の前で、サクラコがこの気持ちに至った時の様子は大変エモいので、是非皆さまもご覧になって欲しいところ。おススメ!
    • そして最後はサクラコがついにシスター達から「怖れられている」ことに気付いてしまう。これはサクラコにとって沽券にかかわることなので、何が何でも払拭しなければならない。そのためにサクラコが取った手法とは……な、なんと!先生に立証してもらうことであった!!サクラコは先生を呼び出し、シスター一同の前で「サクラコは怖ろしくない」ということを演説させたのであった……。こうしてサクラコの絆ストーリーでは空回りしてしまうちょっとお茶目な?サクラコさんの可愛さが演出された。
先生を夜の教会に呼び出し秘密を告白するサクラコ
自分の素顔を知って欲しいと先生に甘えるサクラコ
自分の趣味は先生を思慕することであると自覚したサクラコ
自分が皆から怖れられていることに気付いてしまったサクラコ
誤解を解くために先生に立証してもらおうと演説させるサクラコ

ブルアカ感想まとめ