ウマ娘 2nd Anniversaryストーリーの感想・レビュー

新キャラたちを中心とするミニストーリーの詰め合わせセット。
カードゲーム、釣り、桜の芽吹き、カフェでパフェ、ビリヤード、併走、夜遊びが描かれる。
カードゲームではインテリのサトノクラウンが無双するがここ一番では勝てないことが描かれる。
釣りイベントでは引っ込み思案でコンプレックスのカタマリであるシュヴァルクランが苦悩する。
桜の芽吹きではブライアンを巡ってサトノローレルとマヤノトップガンが抗争する。
カフェではジャングルポッケがパフェ大好きでありフジキセキに懐いていることが判明する。
ビリヤードではタニノギムレットシンボリクリスエスが設備を破壊して謝罪と修繕をする。
併走ではランニングをしていたはずのシービーとエースがいつのまにか併走となり迷子になる。
ラストは妖艶な雰囲気を醸し出し夜遊びをしていたラモーヌがルドルフに咎められる。

3年目で活躍が予想される新キャラ紹介祭り

ここ一番のところで勝てないサトノクラウン
  • カードゲーム
    • コロコロコミックとかでよくあるカードゲームの大会に参加する。デュエルスタンバイ。参加したのはサトノダイヤモンドツインターボであるが、いきなり大会に出て勝てるわけもなく敗北。だが二人の戦いを見て要領を掴んだサトノクラウンが仇討のため午後の部に参戦。あっという間に優勝を掻っ攫う。こうしてインテリ派ウマ娘の標榜を欲しいままにしたが、子ども指導を頼まれて行ったバトルではあっさりと敗北。サトノクラウンはここ一番の負けてはいけない勝負に勝てないという伏線が張られた。

 

姉と妹に対して激しいコンプレックスを拗らせる内向的で静かな少女
  • 釣り
    • 続いて主役となるのがシュヴァルクラン。彼女は優秀な姉と妹に挟まれる真ん中っ子であり、自分だけ実績を示せず巨大なコンプレックスを抱えていた。そのため、内向的で物静かな性格をしており、他者との関わりも薄かった。そんな折、気晴らしのために釣りに行ったら、テイオーやスぺちゃん、キタサンと一緒にやることになってしまう。豪快に竿を振り回すテイオーやスぺちゃんを見て、助言を申し出ようとするが、帝王や日本総大将にそんなことを言ったら失礼かもと思い悩みスルーすることに。だがキタサンはそんな二人に物おじせず意見をしており、シュヴァルクランは劣等感に駆られるのであった。

 

万全の状態のブライアンを殺すことを人生にしているローレル
  • 桜の芽吹き
    • 超巨大感情サクラローレル再び。マーベラスサンデーが突如失踪し、探すことになったマヤノトップガン。そしてそれに付き合わされるナリタブライアン。ブライアンは途中で飽きて帰るのだが、その帰路にマーベラスサンデーとローレルが戯れているところの遭遇する。何でも桜の芽吹きを見つけたとのことで大盛り上がり。そしてローレルはいつものように超巨大感情をブライアンにぶつけてくる。桜の芽吹きを見て、私の季節と言い放つのである。怪我をして結果を残せなくなったブライアンに引導を渡したのがローレルだからね。ホント、ローレルが実装されたら、このブライアンへの感情はどこへ向かおうというのか。

 

陽気な姐さんジャングルポッケを怒らせるタキオン
  • カフェでパフェ
    • カフェで静かにコーヒーを楽しむつもりであったマンハッタンカフェ。だがタキオンに付き纏われてしまい、さらにパフェを食べに来ていたジャングルポッケにも絡まれ、3人で卓を囲むことに。ジャングルポッケはゴキゲンであり、陽気に二人を迎え入れるのだが、タキオンがサクランボを食べてしまい戦争になりかける。それを止めたのがフジキセキであり、どうやらジャングルポッケはフジキセキに相当懐いていることが判明する。結局、フジキセキのオゴリで茶をしばくこととなった。

 

門限破りシリーズ
  • 門限破りの困ったちゃんをルドルフが探しに行く話
    • ビリヤード
    • 併走で迷子
      • ストーリーイベントでも活躍していたシービーとエースの話。最初は二人でランニングをしていたが、何故か興がノッて併走することになり、走り続けた結果迷子になってしまうというもの。最終的に高い位置から周囲を見渡して方角を決め、道を見つけて帰ってくる。
    • 夜遊び
      • 妖艶な雰囲気を纏う熟女として有名なメジロラモーヌ。レースが終わるとその昂奮の余波によりトレセン学園に帰らず、夜の街を放浪する。これを毎回ルドルフが見つけて安全を確認するというのがお約束の流れのようだ。こうしてルドルフはギムレットクリスエス、シービー、エース、ラモーヌと一筋縄ではいかない年長組と独自の絆を深めていることが提示された。