世界中の動物たちとトモダチになりたいという夢は幼稚で浅はかであったと思い知ったいろは。
精神崩壊したいろはは自分のアイデンティティが崩壊し、挫折を味わうことになる。
だがしかし!つまづいて気付く私の弱いところ、認める、変われる、そして越えて行きたいの。
落ち込むいろはを救うことになるのは、捨て犬で人間不信だったこむぎと紡いできた絆であった。
人間に敵意を剥く動物たちとでも友好関係を構築してきたいろはは人類の原罪を背負う覚悟を決める。
私利私欲により金儲けのために野生動物を狩り尽くしてきた人間の愚かさをいろはは知る決意をした。
動物と友達になることは野生動物の家畜化なのかもしれないが種としては繁栄することになるのだろう。
人類が動物たちに行った酷い虐殺を背負う覚悟を


世界中の動物たちと友達になりたいとか無邪気に言っていた犬飼いろは。だがニンゲンによって絶滅させられたニホンオオカミの化身から糾弾され精神崩壊した。今回はメンタルクラッシュしたいろはが如何にして立ち上がるかが描かれることになる。いろはを救うことになるのはこむぎと紡いできたその絆。かつてこむぎは愛玩動物ながらにして人間に捨てられたことで敵意を剥くようになる。いろはに拾われた後もしばらくは懐くことなくガルガルしていたのであった。だがいろはは粘り強くこむぎと接し、少しずつ心を開かせ、ついにはトモダチになったのである。擬人化し人語を喋れるようになったこむぎから改めて感謝の念を伝えられたいろはは力を得て、もう一度立ち上がる。人類による野生動物の絶滅という事実がいろはを責め立てていたわけだが……。いろはは無知なる自己を反省し、これまで人間が滅ぼしてきた動物たちのことを知ってなお、その罪と咎を背負った上で、もう一度世界中の動物たちとトモダチになりたいと立ち上がるのだ!


今回はいろはたち以外もアツい思いを見せていた。猫屋敷まゆはその飼い猫からまゆがいなければ自分もまた捨て猫からガルガルになってしまっていたかもしれないと語られ、臆病な気持ちの中にある強い心を知る。悟くんは女の子に戦わせるだけで自分では何もできない無力さに苦悩するが、大福ニキに励まされ、いろはから肯定されることで救われる。またメエメエは主(ニコ様)の意向に反してまでこれまで魔獣たちを浄化して来たプリキュアを信じて欲しいと追い縋るのである。ニコ様は当初、プリキュアたちの力を回収して力を取り戻し、自分が問題解決を図ろうとしていた。だが人類の原罪を背負う覚悟を示し魔獣に怯まず奮闘するいろはの姿を見て、愚かなる人間でも直ぐには滅びるべきではないかもしれないと裁定を下すことを保留するのだ。また今回いろはたちが奮闘したことで、その心意気をトラメにも気に入られることになった。





