漫画版フリーレン(114話まで)におけるシュタフェルのフラグ構築イベントまとめ

アニメ6話で恐怖に怯えるシュタルクの手を取り覚悟を決めさせるきっかけとなったフェルンが大変素晴らしかった。
たまたま漫画版フリーレンを読む機会を得たのだが、漫画版では思っていたよりもさらにシュタフェル描写が濃厚であった。
本編ではフリーレンが亡きヒンメルへの無自覚であった思慕に少しずつ気付いていく愛劇が主軸となっているのだが……。
一方シュタフェルにおいては幼い児童のような感情であった二人が徐々に関係性を深めていく様子が丁寧に描かれている。
シュタフェルは互いに同年代の男女間の関係を初めて経験した間柄であり、ぎこちなく恋情を育んでいく描写が良いよね。
ここでは漫画版フリーレンにおけるシュタフェル要素をまとめておくこととする。

【目次】

【1】シュタルクに初めての覚悟を決めさせるフェルン

シュタルクの救いとなるフェルン

言わずと知れたシュタフェルの始まり。魔物との戦闘経験が無く怯えているシュタルクを当初フェルンは蔑視するが、村の為に手がボロボロになるまで修行を重ねるシュタルクを見てフェルンは考えを改める。シュタルクから己の弱さを吐露されたフェルンは自ら魔物と初めて戦った時の黒歴史を語り、必要なものは覚悟だけだったと説く。フェルンの言葉により腹を括ったシュタルクは紅鏡竜と戦う覚悟をし、討伐に成功する。シュタルクが死を決意し自分が死んでも村の為にドラゴンだけは退治してくれとフリーレンに頼むシーンが実に男前でありフェルンじゃなくても惚れてまうやろ。

【2】衣類透過魔法

シュタルクの男性器を見て「ちっさ」と評するフェルン

服が透けて見える魔法を習得したフェルン。師匠フリーレンの服を透過して見て、あまり面白い魔法ではないと師匠の貧相な身体に辛辣なコメントをする。またシュタルクに対しても魔法を発動し、その下半身をまじまじと観察。シュタルクの男性器に対して「ちっさ」と酷評するのであった。この発言は誰と比較してのものなのかという疑念を生んだり、シュタルクが粗チン呼ばわりされたりするなど一大ムーブメントを巻き起こした。

【3】関所通過イベントでシュタルクの人物像を知るフェルン

シュタルクに冷たい目線を向けるフェルン

初めて二人だけの時間を共にするイベント。時間感覚の違いから1か所に何か月も逗留したがるフリーレンの悪癖に静かにキレるフェルン。彼女の要請を受けてシュタルクは関所の通過する方法を探すため尽力する。シュタルクの献身に疑問を抱いたフェルンがその理由を問うと、シュタルクは師匠との過去やその想いを語る。師匠思いという点ではフェルンとも共通しており、シュタルクの人物像を知ったフェルンは関係性を深める。

【4】シュタルク、フェルンに「様」付け呼びをやめさせようとするが失敗する

フェルンがシュタルクを呼び捨て・タメ口するようになるのはいつか!?

山道ががけ崩れで封鎖されてしまい、その復旧を手伝うことになったフリーレン一行。シュタルクは馬車だけ魔法で向こう側に飛ばせばよいと提案するが、それは自分の事だけしか考えておらず次に通る人が困るでしょと窘められる。この時、シュタルクはフェルンに「様」付け呼びはやめて欲しいと頼むだが、すると急に呼び捨てタメ口になる。シュタルクにこれを受け容れらるだけの器量は無く、注文を付けた結果、めんどくさい扱いされる。以降、フェルンが「様」付けをやめることは無くなってしまう。この後、改めて呼び捨てタメ口になるイベントがあったらいいよね。

【5】フェルンの体臭を嗅ぎ「いい匂い」というシュタルク

フェルンの体臭

状態異常耐性を持たないシュタルク。敵の眠り攻撃によって真っ先に眠ってしまい、フェルンに担いでもらうことになる。その際、夢うつつながらにフェルンの体臭を嗅いだシュタルクは「いい匂い」と呟くのであった。その後、フェルンも眠りに落ちてしまいフリーレンの結界魔法によって二人で並んで肩を寄せ合うことになった。

【6】シュタルクのお誕生日

シュタルクがガキであると認定するフェルン

フリーレンから突如シュタルクのお誕生日を告げられるフェルン。フリーレンは服だけ溶ける薬をプレゼントすることに。フェルンはシュタルクが街に来てはさり気なく人助けをしていることを知っており、そんなえっちなプレゼントは喜ばないと思う。だがシュタルクが雲のカタチをおっぱいのようだと言っているのを聞き、えっちだったとショックを受ける。しかしすぐにおっぱいだけではなくうんこネタをぶっこんで来るため、えっちなのではなくガキなのだと判定する。フェルンは誕生日プレゼントに関する話題をシュタルクにするが、これまでに一度もシュタルクはプレゼントを貰ったことが無かったのである。フェルンはシュタルクの生まれた地方に誕プレの習慣が無いのかと聞くがこれが地雷であった。シュタルクは戦士の村で育った自分が出来損ないであったため排斥されていたが故にプレゼントを貰えなかったことを語る。一応この後はお涙頂戴の展開になってフォローが入り、誕プレはもらえなかったが兄や師匠からは戦士特有の巨大ハンバーグを手作りして貰っており愛情が確かにあったことが描写される。

シュタルクのこれまでのお誕生日黒歴史

【7】フェルンのお誕生日

フェルンの誕プレを用意していなかったシュタルク

フェルンのお誕生日にシュタルクが何もプレゼントを用意していなかったため、フェルンは拗ねてしまう。結局の所、フェルンはシュタルクに自分のために誕生日プレゼントを選んで欲しかったのである。一方、シュタルクは自分ではフェルンの好きなものが分からないので一緒に買い物に行きたいと考えていた。相思相愛なのに、踏み出すことが出来ない向かい合わせの青信号。最終的に二人で買い物行ったし、シュタルクはフェルンに似合いそうな装身具を頭を悩ませながら選んでくれたので、フェルンはハッピーになる。しかもその装身具の意匠は久遠の愛を意味するものであり恋人に贈るものであったことが判明する。フェルンはそれを知りとても満更でもない気分になる。ちなみにフリーレンもかつてヒンメルから同様の意匠の指輪を贈られていた。

シュタルクはフェルンと一緒にプレゼントを選ぶつもりだった
男に自分の為にプレゼントを選んで欲しいという激重女ムーブするフェルン
シュタルクからの久遠の愛情を受け容れるフェルン

【8】シュタフェルの貴族作法習得と舞踏会

イケメンシュタルクにドキドキするフェルン

シュタルクの一族と始祖を同じくする貴族に死んだ息子に瓜二つであるとして影武者役にスカウトされる。ここでシュタルクは貴族としての作法を徹底的に叩きこまれ、神使として成長していく。日々イケメンになっていくシュタルクにドキドキを隠しきれないフェルン。だが彼女もまたシュタルクのお相手役として抜擢されることになり淑女教育を施させることになる。こうしてフリーレンの弟子コンビとして貴族流の作法や立ち振る舞いができるようになった。舞踏会ではシュタルクの方からフェルンを誘い、踊りを楽しんでいる。

舞踏会に出るシュタフェル

【9】冷たいお手手で顔を包みひんやりビックリでぷんすかイベント

シュタルクに手を握られ、ドキドキしちゃうフェルン

フェルンは冷え性のようであり指先が冷たくなってしまう。それをフリーレンが握ってホントに冷たい!とやるのだが、シュタルクもフツーに参戦し、フェルンの指先をにぎにぎする。驚いたフェルンはシュタルクの顔を冷たい指先で包み込み意趣返しをする。この場はこれで収束し、シュタフェルの関係性はかわいいなぁで終わる。だがここで終わりかと思いきや、なんとシュタルクは仕返しを決行するのである。フェルンの顔に冷たい指先を触れさせるのだ。このことがフェルンを怒らせることになり、ぷんすかモードが発動する。シュタルクが悪いにしてもフェルンの今回の不機嫌さが異様であり、その理由を聞いてみると……なんとフェルンはシュタルクの力強さに男を感じてしまったのだとか。二人は仲直りすることになるが、フェルンはシュタルクに男を感じたことは告げず、もっと優しくてとねだるのであった。

シュタルクに男を感じてしまったフェルン

【10】フェルン、風邪で寝込んだ際にフリーレンに甘やかされている所をシュタルクに見られて恥ずかしがる

風邪をひいたフェルン

風邪をひいてしまったフェルン。幼少の頃は発熱するとフリーレンに手を握ってもらっていた。そのため今回もフリーレンはフェルンに寄り添うのであるが、子ども扱いしないでと拒絶されてしまう。ショックを受けるフリーレン。それに対してシュタルクがフォローを入れるのである。フェルンからはガキ、粗チンと言われたり、情けない姿を見せることもあるシュタルクだが、仲間の感情の機微を察することができるところもある。なぜフェルンがフリーレンのお手手にぎにぎを拒否したか、その理由を語り、ヒトには心の支えとなる他者が必要であると説く。

妙な所で達観しているシュタルク

【11】1級試験編日常回

好きな男を管理したがるフェルン

フェルンとフリーレンが魔法使い1級試験を受験しに行っている間、シュタルクは締め付ける女性陣がいなくなり解放感に溢れる。そのため夜更かしをしたり、寝酒をしたり奔放さを堪能していたのだが、帰ってきたフェルンにアッサリバレる。そのためフェルンのご機嫌取りをすることに。また試験においてフェルンは師匠から貰った大切な杖が砕かれてしまうのであるが、フリーレンから買い替えを進められ、自分の大切なものへのコダワリを分かってもらえず、そのフラストレーションの捌け口をシュタルクに求めることになる。結局、杖はフリーレンが修復屋を探し出し、無事に直してもらえた。

めんどくさい女ムーブをするフェルン

【12】シュタルクが期せずして水浴びをしているフェルンと遭遇し「えっち」と言われる話

フェルンの水浴びシーン

食料の採集から戻ってきたシュタルクだが、フリーレンとフェルンの姿が見えないため、追加として釣りに行くことに。だがそこで水浴び中の二人と遭遇してしまい、フェルンから「えっち」との酷評を受けてしまう。平謝りするシュタルクだが、フェルンはもう既に彼に心を許しており、別に怒っていませんよと返す。見られてもいいのか……フェルン!

【13】シュタルク引き抜きイベント

フェルンに最初の出会いの感謝を述べるシュタルク

シュタルクの戦士としての身体つきが素晴らしいことから、身体をまさぐられてスカウトされ、一時的に男性パーティーに参加することになる。この時フェルンは客観的にシュタルクを見ることになり、彼がなんとも楽しそうな表情を浮かべている様子を目の当たりにする。それ故、自分がシュタルクを締め付けており、彼は別のパーティーの方が輝けるのではないかと思い悩む。そんなフェルンに対してシュタルクはフリーレンパーティーに所属している理由を語っていく。この時、シュタルクとフェルンの出会いの場面が想起され、怯えていたシュタルクに覚悟を決めさせることになったフェルンの存在がいかに大きいかが告げられる。シュタルクが自分の胸のうちをフェルンに伝えた一大ビッグイベントであった。この回を見てから、アニメ6話を見返すとしみじみとして趣深い。

【14】伝説のシュタフェルデート回

フェルンの構ってムーブに対抗してデートを提案するが本当にデートすることになってしまったシュタルク

街に着くと長期逗留したがるフリーレンのため1日暇になったシュタフェルコンビ。フェルンはシュタルクに暇だから構ってとアプローチを仕掛けて来るのだが、ここでシュタルクは意趣返しのためデートしようぜと応えてしまうのである。フェルンはこれを聞いて大いに嬉しくなってしまい、よそ行きの服をわざわざ用意して気合い十分となる。一方、シュタルクは瓢箪から駒になってしまい大いに慌てる。そこでシュタルクはフリーレンに助力を頼むことになり、前日にフリーレンとデートしてフェルンの好きそうなところを教えて貰うのである。翌日、着飾ったフェルンを前にし、シュタルクはその可愛さを改めて認識することとなる。だがシュタルクのエスコートはフリーレン仕込みのものであることは感づかれており、フェルンは笑顔を一度も浮かべなかった。そしてここからのやりとりがシュタフェル最高潮になるので是非見て欲しいおススメの展開となっている。確かに自分の好きな場所ではあったけれどもシュタルクらしくなく「せっかくのデートだったのに」と残念がるフェルン。そんな彼女に対し、どうしても楽しんで貰いたかったためフリーレンに助言を受けたことを告白し「せっかくのデートだから」と述べる。この二人の台詞の対句表現は抒情さ溢れる雰囲気を醸し出しており、最高である。シュタルクから真実を告げられたフェルンは、シュタルク自身のエスコートではなくとても残念だったけれど、自分の為に必死に考えてくれたことを嬉しく思うのであった。フェルンちゃんって、好きな男が自分のことを想って考えてくれるというシュチュをとても好んでおり、その重苦しい愛をシュタルクが受け容れているのが尊さを生んでいるよね(誕生日プレゼントやおやつ選びなど)。

シュタルクとのデートの為におめかしをするフェルン
フェルンに惚れ直すシュタルク
フェルンに楽しんで貰えなかったと気付くシュタルク
フェルンの表情を良く見ているシュタルク
シュタルクが自分で選んだデートコースでないことを見抜いていたフェルン
せっかくのデートだったのに
フリーレンに選んでもらったことを正直に伝えるシュタルク
フリーレンに選んでもらった理由を話すシュタルク
せっかくのデートだから
シュタルクがデートコースを自分で選んでくれなかったことは残念だが……
フェルンは自分のためにシュタルクが思い悩んでくれたことを嬉しく思う