【感想】リコポケ 第6話「リコ、自分のせいで仲間に危機を招いていると自責し、迷惑をかけるお荷物になっていることに苦悩する」

飛空艇修理回。空気が抜ける幌を修復するために蟲ポケが吐く糸を利用する話。
不時着した飛空艇だが修理のための素材が無く、ついに着水寸前になってしまう。
フリード博士は島の長老から孫の非礼を詫びるための施しを受けアイディアを思いつく。
団子の形状から芋虫を連想し、その糸で幌の穴を埋めれば良いのではないかと考えるのだ。
だがそこへクールイケメンたちが性懲りもなく襲い掛かって来てバトルになる。
リコは自分がいる限り襲われ続けるため迷惑になるのではないかと濁り始める。

リコ曇らせ~自分がいるから仲間が襲われてしまうのではないか~

これは就寝中のリコ(左)と恋愛脳を発動するリコ(右)
  • リコはコミュ障気質だからこそ自責の念で苦悩しがち
    • 飛空艇の故障により不時着したが、その幌は穴だらけで修理しても直すことが出来ず、寧ろ素材不足であることが判明する。だがアイディアは思わぬところに転がっているもの。フリード博士とリコは飛空艇に侵入してきた少年を送り届けるのだが、彼は族長の息子であり、もてなしを受けることになる。この時に出されたお団子から芋虫を連想したフリード博士は、蟲ポケモンに糸を吐かせ、それにより幌を修復する方法を思いつく。
    • リコのペンダントを狙うクールイケメン組織は執拗にフリード博士たちをつけ回し、何度撃退されても諦めない。リコはニャオハを使ってゴルダックを撃破するなどの活躍を見せるのだが、自分のせいで仲間の危機を招いているとの思いに至る。自分が迷惑をかけるお荷物になっているのだと。今作の主人公であるリコはコミュ障で内向的なだけあって、その反動で頭の中はせわしない。少年がホゲータに会いに来た時も、彼が目的語を抜かして喋ったので、自分に会いに来たと勘違いし恋愛脳を発動するなどもしている。リコのペンダントが狙われていることも、もう既に折り込み済みであるのに、仲間と仲良くなればなるほど、自分のせいでという自責の念が深まっていくのである。そのうち、自分がいなければ仲間は襲われることはないとか思い始めちゃって、自ら敵に投降しちゃいそう。
    • フリード博士が余所見をしている隙をついてクールイケメンはリコを掻っ攫っていく。リコがコミュ障的な自責思考から脱却するためには、メンタル的強さを得るしかない。果たしてリコは精神的に成長できるのか!?次回はリコが闇落ちするか、仲間との信頼を確信して復活するか、どちらに転ぶかに注目が集まる。
島の住民との交流によりポケモンと人の協力関係を学ぶリコ
ゴルダック瞬殺リコちゃん
フリード博士が余所見をしている隙にクールイケメンに襲撃されるリコ

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