ブルーアーカイブ「下倉メグ」絆ストーリーの感想・レビュー

所謂「脳筋」「アホの子」に分類されるキャラクターを「温泉」と絡めてどう表現するかという話。
ガリガリ君が硬くて食べられないから火炎放射器を使ったら今度は溶けてしまって困るとか言い出す。
さらに潜伏任務に耐えられないからといって先生を呼び出し剣玉で遊び惚けて任務を忘れる……。
アホの子キャラって匙加減を間違えると池沼と化してしまう危険性を秘めていることが良く分かる。
後半は持ち直し、給湯器が壊れた先生のためにメグが掘ってくれた温泉に入る。
汚れているからとメグを先に入らせるのだが、一部でメグ汁と言われても言い逃れはできない。
最後は袋麺は温泉に似ている理論を展開しメグは先生のためにラーメンを作ってくれてホッコリする。

下倉メグのキャラクター表現とフラグ生成過程

ガリガリ君が硬くて食べられないので火炎放射器で溶かし尽くします
  • 脳筋/アホの子キャラの表現論
    • 下倉メグは温泉開発部における現場の作業班長。所謂「脳筋」キャラ。「すべての問題事を「撤去する」ことで解決できると心の底から信じている。」とされる「アホの子」である。ではそんな彼女はどのようにキャラの掘り下げが行われるのか。……な、なんとその実態はガリガリ君火炎放射器で炙る女であった。アイスのガリガリ君が硬くて食べられないので火炎放射器を使うというのはまだ百歩譲って理解できなくもないが、そうすると溶けちゃうから食べられなくて困るとかいう文章をお出しになられるので、お前は一体何を言ってるんだ状態になってしまうこと限りなし。なぜこんなテキストを書いたんだシナリオライター!?しかも会話のやりとりをしていたら時間が経過しており、イイ感じの硬さになっていて無事に食べることができたというオチになる。そして先生は何もしていないのにメグからの好感度が爆上げになる。今時のさすおにやなろう系を彷彿とさせるテキストであった。ついでに次のけん玉の話も割とぶっ飛んでいる。潜伏任務に耐えられないから先生を呼び出しけん玉をすることになり熱中して任務をすっぽかすとかいう展開。さすがにここまでアホの子だと脳筋を通り越して池沼のように感じられてしまった。
    • 後半からは少し立ち直り、給湯器が壊れて水シャワーを浴びている先生の為にメグが温泉を掘ってくれる。先生の為に尽くしてくれるメグの奉仕精神が見所。温泉を掘ったことでメグも汚れているという流れになるので、フツーに先生と一緒に入るのかと思っていたら謎の倫理規制が働いたためか別々に入る。レディファーストのということで、先生はメグが入った後の温泉を堪能するのであった。ラストはメグが先生のために袋麺(インスタントラーメン)を作ってくれるという。ここで袋麺は温泉に似ているという謎理論が展開され、麺がほぐれていく様子は温泉でリラックスしているように見えるという。すかさず先生が他の汁物はどうなの?とツッコミを入れるがメグは袋麺しか作れないことが判明。またメグはラーメンなら温泉のような光景を見たかったらすぐに作れちゃうからラーメンが好きなんだという自分の中の気持ちを再発見するのであった。
給湯器が壊れ水シャワーを浴びる先生の為に温泉を掘る少女
フツーに一緒に温泉に入るのかと思った
インスタントラーメンは温泉に似ている

ブルアカ感想まとめ