【感想】学園アイドルマスター 花海咲季「冠菊」を読んだ。

休養のバリエーションを増やすためプランニング対決を挑んだら一緒に過ごすことになった話。
元アスリート花海咲季は休養日にはひたすら心身を休める事に専念することが多かった。
これを見たPはリフレッシュのバリエーションを多くする必要を感じる。
勝負狂の咲季をノセるには何事も勝負にしてしまえばいい。Pは休養日プランニング対決を提案する。
まんまと咲季はこれに食いついたのだが、Pも一緒に休日を過ごすことになってしまう。
Pは運動が好きな咲季のためにスポッチャ系施設へ連れていき、二人は様々な娯楽に興じていく。
咲季はPを星見に連れて行き夜空を二人で眺め、Pの願いを自分が叶えてあげると誓う。

一緒に休養日を過ごすことを前提としながらもおずおずと確認してくるシーンがおススメ

婉曲的に休養日デートにPを誘う咲季さんの図
  • 休養プランニング対決
    • 今回は咲季の休日の過ごし方問題がテーマになる。元アスリートであった咲季は休養日は完オフ。午前中には勉強し午後はひたすらぼけーっとして心身を休めていた。これを危惧したPはもっとバリエーションを増やす必要性を感じる。勝負狂の咲季を操縦するには何事も勝負にしてしまえばいい。そんなわけでPは稀咲に休日のプランニング対決を提案する。勿論咲季はこれにノるのだが、Pには一つだけ誤算があった。それは咲季がPに対して一緒に休日を過ごして欲しいと言い出したこと。いつもは自信マンマンな咲季がこの時は婉曲的表現でおずおずと言い出す姿が最大の見所となっている→「ところで……もちろん計画の実践には、あなたが付き合ってくれるのよね。」

  • スポッチャデート
    • 咲季のためにPが組んだ休日計画はスポッチャ施設デート。勝負狂で元アスリートの咲季は様々なスポーツが出来る事に大興奮!未体験のものから埋めたいとPを連れ回し、大いに娯楽に興じるのであった。脳からドーパミンを溢れ出させる咲季が目を輝かせながら逝っちゃってる姿はヤクでもキメているかのようであった。こうしてすっかり咲季はリフレッシュし新たな活力を得る。咲季を楽しませつつ気分転換させたのでプランニング対決はPの勝利で終わるかに見えた。だが勝ち逃げを許さないのが咲季なのである。

  • 星空デート
    • 咲季の狙いは日が暮れてからにあった。彼女の休養計画は星見(天体観測)だったのだ。夏の大三角を見ながら夜空を楽しむ二人。七夕伝説に対し、咲季は脳筋的なコメントをし、自分なら天の川を泳いで渡るわと息巻いていく。そんな力こそパワーを見せつける咲季は流れ星イベントでも漢気を見せる。咲季は願い事としてライバルたちの壮健を祈ったが、Pは流れ星に何も願わなかった。咲季はその理由を問うのだが、Pは咲季に自分の願い事を叶えて貰うと答える。つまりはPにとって一瞬で消えてしまう流れ星よりも隣にいる咲季こそが輝きの星という存在なのである。この答えにきゅんきゅんした稀咲は、Pの願い事ならいくらでもどんな願いだって叶えてあげるわと気分を昂揚させるのであった。ファンアートでこの夜の二人がどうなったかを描く作品が多々見られたのは言うまでもない。
スポッチャデートを大いに楽しむ花海咲季
Pを星空デートに誘う咲季
Pの願い事ならなんでもいくらでも叶えると息巻く咲季

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