ズルしてサボろうとした結果、痛い目に遭うという道徳の教材のような話。
食品衛生と称してドーナツを食べようとするとキュウリを入れられる。
警備巡回と称して流れるプールで遊ぼうとしたら浮き輪が尻にハマる。
無線の入りが悪いことを口実に炎天下でサボっていたら皆は合法休憩タイム。
一人で仕事をしていたと勘違いされた合歓垣はその功労を賞賛されるのであった。
水着フブキのキャラクター表現とフラグ生成過程
道徳。仕事をサボるとしっぺ返しが来ますよという説話集。生活の糧を得るために仕事をするタイプの合歓垣はドライに割り切っており、首にならない程度に適切なサボりをしている。これだけならまだ良かったのだが、サボってズルして利益を得ようとすると汚職に繋がる。今回のシナリオはサボるだけでなく特権を利用して甘い汁を啜ろうとした合歓垣がしっぺ返しに遭う姿が見どころとなっている。
まず新作ドーナツを並ばずにタダで食べようとする。先生をお供にした合歓垣は食品衛生管理と称して試食を要求。定員側は喜んでそれに応じるのだが、なんとその新作ドーナツはキュウリ入りだったのだ。キュウリが一本丸々入っているというドーナツ。どんなドーナツやねんという感じだが、食品衛生管理を口実にしてしまったことから食べないわけにはいかず、泣きながら試食する羽目になる。ちなみにテキストがキュウリを挿入するよう姿を想起させるような言い回しになっておりライターの癖を感じる。
続いて流れるプール。巡回の仕事に際し、合歓垣は徒歩で回るのが面倒になり、流れるプールを利用するとか言い出す。そんなわけで早速浮き輪を用意するのだが、なんと尻がハマって抜けなくなってしまうのだ。尻を抜こうと藻掻くフブキの姿をご覧ください。最終的に先生に引っこ抜いて貰ったフブキは、先生に連れられ徒歩で巡回を行い、トホホなオチとなる。
最後は劣悪な環境を我慢してサボっていたら、真面目に働いていた皆はオーナーから慰労を受けいていたという話。フブキはパラソルが壊れている目立たない児童用プールの片隅でサボりを敢行する。だがそこは日差しの強い炎天下であり意地になったフブキは無理して労働よりマシだと言い張る。無線が入っても本当に急用ならケータイに来るでしょとガン無視。だがフブキがサボっている最中、皆はオーナーから休憩を貰い、尚且つ冷たいジュースとドーナツで慰労されていたのである。おっとりがたなで駆けつけたフブキは皆の休憩中も働いていたことになっており、功労を賞賛される(なおジュースもドーナツも取り置きは無い)。適度にサボっても甘い汁を啜ろうとするのはダメよという道徳が語られた。
通常版合歓垣の絆ストはこちら