【感想】学園アイドルマスター「夏を楽しみましょう!」(2024/07/22)を読んだ

お嬢様である倉本千奈が補習組2人を自宅の豪邸に招待し鍛錬と遊びの両立を目指す話。
これまで親しいマブダチがいなかった倉本千奈は補習組の友人ズと夏休みを遊びたかった。
だがアイドルに夏休みなど無く、ただでさえ補習組は遅れているのだと冷静なツッコミを受ける。
けれども千奈は諦めることなく鍛錬と遊びの両立を提唱。佑芽には最新のトレーニングマシンで釣る。
こうして鍛錬のノルマをこなしたら遊びに入ることでメリハリをつけ両立に成功する。
補習組3人衆はこれまで未経験であった「友人と遊ぶ」実績を解除し、友情を確かめ合うのであった。

アイドル活動を通じて得たマブダチが財産になるんだ!

皆と遊びたい千奈に冷静にツッコミを入れる広

夏休みにおいて友達と遊びたかった倉本千奈。だが補習組の友人ズ2人は遊びに乗り気ではない。佑芽は夏休み中もアイドル活動する気マンマンだったし、広からはアイドルに夏休みなど無いと諭される。さらには補習組はただでさえ遅れているのだからと冷静なツッコミまで受ける。こうして千奈の願望は打ち砕かれたかに見えた。だが千奈はここで諦めるようなタマではない。なんと学園近くにある自宅の豪邸に二人を招待し、鍛錬と遊びの両立をするのだと息巻く。それでも佑芽は渋っていたのだが、千奈は学園にもない最新のトレーニングマシンを購入したと言って佑芽を釣り、佑芽はまんまとノリノリになるのであった。

千奈の邸宅はまさにいたせりつくせり。栄養バランスの整った豪華で美味しい食事や素晴らしい設備の整った施設など、能力の獲得はカネに比例することを見せつけて来る。勿論鍛錬の後にはバカンスが待っており、イベントスチルでは豪邸プールでボール遊びをする3人の姿及び倉本家メイド2人が描かれている。いや、倉科家スゲー家だな。鍛錬にバカンスに夏を楽しんだ3人は、友情を確かめ合う。千奈はこれまで腹を割って話せる親しいマブダチがいなかったことを告白。3人で過ごしたバカンスはとても感慨深いものであったことを告げる。研究生活に明け暮れていた広もまた同様であり、初めてのトモダチを嬉しく思う。佑芽は姉やトレーニング合宿に参加した事はあったが、それは友人たちと過ごすものではなかったと述懐する。こうして補習組3人は改めて友情を深め、今度は佑芽の実家に遊びに行く約束をするのであった。広は佑芽の実家で凄まじい鍛錬が受けられるとマゾ的な喜びに浸る。

邸宅にある設備で佑芽を釣る千奈
鍛錬と遊びを両立しようとする千奈
倉本家の邸宅で遊ぶ補習組
友達と泊りがけで遊ぶのが初めて3人衆
今度は佑芽の実家に行く約束をする補習組

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