依存から脱却して自立し適切な距離感を構築しようとするが心の底では希求している話。
手毬の我儘により崩壊した中学トップアイドルユニットSyngUp!
だがSyngUp!はゆがんでおりいびつな関係であったため解散したことは良かったのかもしれない。
手毬と美鈴は少しずつ自立しサポカ√では歩む道は違えどもトップアイドルとして交わろうと誓う。
しかし心の奥底ではお互いにお互いの存在を心の支えとしており、弱った時の拠り所であった。
なお手毬は燐羽に対しても甘えん坊であり雷を止めてと赤ちゃん返りする様子が描写された。
手毬がSyngUp!に甘えているだけでなく、美鈴もまた手毬に依存している様子が描かれる
前回までのサポカ√では手毬と美鈴が共依存を脱して、それぞれが自立を目指し、歩む道は違えども、トップアイドルとして交わろうという所までが描かれた。そのため、今回はハプニングとアクシデントが中心となる。まずはハプニング場面から。天気予報とは異なり急な雨に降られてしまった手毬。バス停に駆け込むもそこには昼寝真っ最中の美鈴がいた。根っこの部分では善良な手毬は、美鈴のために色々と思いを巡らせ煩悶することに。仲たがいをしている(という設定)だけれども、このまま美鈴を放置してしまえばバスに乗り遅れるかもしれないし、変な人に危ない目に合わされるかもしれない。手毬が一人で唸っているといつの間にかに美鈴は起きており、びしょ濡れの手毬にタオルを渡すという寸法さ。サポカのタイトルが「さみだれ」ということは時間軸は5月下旬~7月上旬なのか?(水泳の授業で手毬がスク水を着用したたためデブっていたことがバレてしまった後という認識で良いんだよね?)。
第二場面は雷の描写。精神年齢が幼い手毬は雷も苦手であり、いるはずもない別部屋の美鈴に対してイマジナリーに縋ってしまう程。一瞬我に返って強がりを述べるも、耐えきれなくなり、幼児退行してしまう。手毬が美鈴に甘えていたことは、もはや周知の事実だが、なんとイマジナリー燐羽に対しても雷止めてぇと泣きつき始める。手毬、SyngUp!内部で相当の赤ちゃんである様子が描写された。さらに雷だけでなく停電にもなりすすり泣くことしかできない手毬。そんな彼女に対して美鈴から電話が掛かって来て、またもや一時休戦。あくまでも美鈴が怖いからという設定にして、手毬は美鈴に甘えるのであった。
ラストは美鈴のターン。夢の中で手毬を召喚する。美鈴はナルコレプシーの疑いが出ている程、どこでも寝てしまう少女であるが、雨の音が落ち着くといって和室で寝てしまう。その時の夢の中に出てきたのが手毬であり、高校の制服?を着ているのに、時間軸は中学3年のトップアイドル時代。美鈴にとって、手毬・燐羽とのSyngUp!での日々はかけがえのない尊いものであり、こうしてフラッシュバックするもの。明晰夢であることに気付いた美鈴だが、そのまま手毬に叱ってくれるように頼む。手毬に叱咤された美鈴は目覚め、まだレッスンに間に合うと授業に向かっていく。美鈴もまた相当手毬に依存しているよなぁと。個別√の手毬は美鈴と和解し961プロに移籍した燐羽と戦う流れ、初星コミュでは(まだ佑芽が星南に弟子入り志願した所だが)おそらく星南・佑芽・美鈴でライバルチームを組むのであろう。イベスト・サポカでは星南自身が美鈴をスカウトし生徒会を結成してプロデュース対象とする。イベスト・サポカ√での手毬って専属Pついていないし、初星のように咲季やことねとユニット組んでるわけでもないし、美鈴は生徒会だし、この先どうなるんだろうね。
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