バレエで足を怪我しイップスに陥った結果夢を諦めようと不真面目ギャルを演じる少女を救う話。
紫雲清夏はアイドル養成学園にいるのにアイドルを目指さずサボってばかりいた。
だがバレエにおいて天賦の才を持ち、活躍していた際に怪我を負ったことが明らかになる。
Pは清夏のギャル的な娯楽に付き合い関係性を深めながら人物像を知っていく。
傷心な清夏の感情に寄り添った心の交流により、ついに清夏は胸の内を吐露していく。
しかしトラウマはバレエやダンスだけでなく重すぎる友人(リーリヤ)からの信頼があった。
清夏はリーリヤとアイドルになる約束をしていたのだが真摯な彼女の想いが重荷となったのだ。
その重みに対し、清夏はPに支えて貰い二人分の力を得ることで立ち向かうことになる。
全てが成功裡に終わるが清夏はPへの依存を深め裏切ったら恨むと発言するなどヤンデレ化した。
紫雲清夏のキャラクター表現とフラグ生成過程
- バレエで足を怪我した際のイップス
- 一見すると、どのコンテンツにもありふれている「ヲタクに優しいギャル」属性のキャラを学マスでも用意しました!というような感じ。バレエによる足の怪我でイップスに陥った結果、不真面目ギャルをやっているというのも、まぁありそうな話だ。それにこの路線で真向から勝負すると、バレエに関する専門的な知識を分かりやすく娯楽的な読み物に昇華させるだけのライターの力量が必要となる。それが無いとシナリオが非常に薄っぺらないものとなってしまう。アイマスというコンテンツなので重厚なバレエ知識に基づいた脚本で勝負してくれても良かったのだが、本作はイップスよりも百合友情に重点が置かれることになる。清夏は確かにバレエによる足の怪我がトラウマになっておりダンスの練習をすると吐くという問題を抱えていたのかもしれない。しかしそれ以上にリーリヤと交わした約束が重責となっていたのである。
- 親友からの過度な期待
- 「ふたりで強くなろーね!」(※「ふたり」とは清リーではなくP清)