ウマ娘スターブロッサム 第5話「明石椿、勝負に負けるも父からローレルのトレーナーとして認められる」の感想・レビュー

ローレルの脚質を良く理解した椿がローレルと共に戦略を練り二人で挑んだレースだったが結果として惜敗に終わる。
椿は鼻水を流しながら悔し泣きするが、ローレルは脚を気にせず最後まで全力で走れたことに対し椿に感謝する。
レース後、椿は父に呼び出され、レースの所感を問われることになり、その悔しさについて語っていく。
椿の表情から椿が本気であることを感じ取って父親は今一度椿にローレルの人生を背負えるか覚悟と決意を問われる。
椿はその覚悟を表明し、父からはついに認められることとなり、口先だけにならぬようと訓示と激励を受けるのであった。

明石椿、父からローレルのトレーナーになることを認められる

敗北して鼻水を垂らす明石椿
  • 悔しさで鼻水を垂らしながら涙を浮かべる明石椿
    • ウマ娘のトレーナーは個性豊かな少女たちと人馬一体になる以上、どのトレーナーも個性を放っている。トレーナーもまたウマ娘における魅力の一つであり、どんなトレーナーとして描かれるのかが楽しみでもある。スタブロではローレル以上にメインを張っているのが、明石椿というトレーナー。フランス帰りの才女であるものの父のチームでの下積み生活ではポンコツでありその才能を埋もれさせていた。そんな明石椿はガラスの脚であるローレルの可能性を見出しパートナーになりたいと望む。父親に反対される椿であったが、喧嘩っ早い自チームのヨシノが勝負を挑んで来てレースで白黒つけることに。だがここで明石椿はローレルの脚質を良く理解しており、彼女が最大限力を発揮できるよう二人で戦略を練る。それは残り3ハロンまでは一定のペースを保ち、最後に末脚を発動するというものであった。ローレルの驚異の末脚はヨシノを捉えるも、あと一歩のところで敗れてしまった。だがその実力は認められることとなり、ヨシノとも和解する。だが明石椿は敗北を味わい、鼻水を垂らしながら涙し、悔しさに打ち震えるのであった。
    • 模擬レース後、父親に呼び出される明石椿。レースの感想戦をすることになる。人馬一体となって挑んだ模擬レースは二人で走ったレースであったと所感の述べ、レースの厳しさや悔しさについて語る。真剣な面持ちで語る明石椿の想いは十二分に父親に伝わるものであった。だが思いだけでもダメ、口先だけでもダメ。改めて覚悟を問い、ローレルの人生を背負う覚悟を示した椿に対し、父親は口先だけに成らぬようと釘を刺した上で、娘がローレルのトレーナーになることを認めるのであった。普段は温厚で常に丁寧な言葉遣いで話す父親が、つい娘に対し父親として接してしまうところが最大の見所となっている。こうして5話にしてようやくローレルのチーム入りが果たされた。スタブロのローレルも打倒ブライアンを目指しているため、1996年春天がどのように描かれるのか期待される所。。
全力で走れたことを感謝するローレル
トレーナー呼び
父は認めてくれないのか・・・!?
と、思ったら認めてくれた