ブルーアーカイブ「槌永ヒヨリ(水着)」絆ストーリーの感想・レビュー

下層社会で失敗ばかりでも逞しく生き抜き先生に対して図太く甘える少女の話。
貧困の中で生きてきた少女ヒヨリはマイナス思考で自らの境遇を嘆きがちであった。
だが悲観的である一方でちゃっかりしており遠慮も無くグイグイくる図太さもあった。
ヒヨリは廃棄雑誌集めを趣味としていたが期限切れの懸賞で水着を当てようとする。
不憫に思った先生はヒヨリに知られぬよう水着を購入し懸賞品としてプレゼント。
海では日焼け止めが無くごま油を塗ってヒリヒリしたヒヨリのために手当を行う。
海でもヒヨリパターンでテキストが綴られ、失敗→「うわぁぁん」→ちゃっかりとなっている。

水着ヒヨリのキャラクター表現とフラグ生成過程

廃棄雑誌の期限切れ懸賞で水着を当てようとするヒヨリのために水着を買う先生
  • ヒヨリ構文
    • 槌永ヒヨリは裏家業アリウススクワッドで生きてきた闇の住人の一人。そのため人生に対して悲観的であり、下層社会に生きる自らの境遇を嘆きがちであった。だが同僚のミサキがペシミズムに陥り自傷行為に走るのとは対照的に、ヒヨリには図太く生き抜く力強さがあった。そのパターンがヒヨリ構文とも言うべきもので、失敗→「うわぁぁん」→先生に何か買ってもらう→ちゃっかり過大要求という様式美を飾るのだ(分かりやすいチャート方式)。今回もまたそんな感じである。

  • ヒヨリの3サイズを把握していると思ったら……
    • 海に行くための水着を廃棄雑誌の懸賞で当てようとするヒヨリ。だがとっくに期限切れであった。不憫に思った先生は懸賞が当たったように見せかけて水着をプレゼントしてあげる。プレイヤーたちは良くサイズ分かったなとツッコんだり、まぁアロナがいれば3サイズくらい分かるか?と納得したりしていたが、それでもヒヨリの成長は先生の予想を超えていた。ヒヨリの成長は著しく、たわわに実ったその双丘やはちきれんばかりの臀部は成長著しく、ヒヨリは少しキツイと述べるのであった。

  • ごま油を乳房と腹肉に塗るヒヨリ
    • 海では紫外線でヤケドした胸と腹肉を手当てするイベントが発生する。日焼け止めを持っていないヒヨリはその代替としてごま油を胸と腹に塗る。案の定強すぎる太陽光でヒリヒリしてしまい先生に助けを求める。先生は泣き喚くヒヨリの扱いも慣れたもので、日陰で手当てをするのだが……。ヒヨリの台詞からして先生に乳房を冷やしてもらったことが行間から読み取れる内容になっている。さらにヒヨリは腹肉も冷やしてもらった上、アイスも購入してもらう。だがヒヨリの個性が際立つのがここからである。アイスを買って貰ってルンルン気分になるヒヨリだが、コケてアイスを落としてしまうのだ。泣き喚くヒヨリに先生は新しいものを買ってあげるのだが、ヒヨリは落とさなければ2倍食べられたと斜め上に解釈しさらに嘆くのだ。結局先生はさらにカキ氷も買ってあげることでヒヨリを宥めた。

  • 花火でシケモク
    • このように先生に良くしてもらったヒヨリはその恩義を返そうとする。カネがないヒヨリがとった手段が海辺の廃花火を集めてシケモクとすること。二人はリサイクル花火を楽しみヒヨリは先生に楽しんで貰えたことを安堵しイイハナシダナー的な雰囲気が漂うのだが、ここで終わらないのがヒヨリなのである!なんと花火を倒してしまい折角の苦労が水の泡。これまた「うわぁぁん」展開となり、結局は先生に花火を買って貰う展開に。それでも二人は花火を大いに楽しんだようであり、終局部でのモモトークでヒヨリは忘れられない思い出となったと述べていじらしさを見せる。

水着ヒヨリ√シナリオハイライト

日焼け止めの代わりにごま油を乳房と腹肉に塗りヤケドしたため先生の手当てを受ける
この文脈から乳房も先生に治療されたのだと分かる
腹肉
先生に御礼としてエロ雑誌を贈ろうとするヒヨリ
シケモク花火を二人で楽しみ夏の風情を楽しむが……
安定の「うわぁぁん」オチ
先生が購入した花火を二人で楽しむ
先生との花火はヒヨリにとって忘れられぬ思い出となった

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