ホシノが自罰意識から解放されるためにはユメ先輩からの「赦し」が必要であったという話。
テラコの活躍によりホシノはまだ完全に反転しておらず手帳を求めて彷徨っていることが判明。
プラナは「ナラム・シンの玉座」を生成し「混沌の領域」を構築してホシノに声を届けようとする。
対策委員会の皆はシッテムの箱を介して必死にホシノに想いを伝え現世への回帰を呼びかける。
「次元や時間、実在の有無が確定せずに混ざり合う」という混沌の領域でホシノはユメと再会する。
ユメ先輩の胸に抱かれこれまでの頑張りをヨシヨシされたホシノは過去を乗り越えることに成功し覚醒する。
ホシノのトラウマを抉り続けた地下生活者は、先生により目論見を打ち破られてテラコにより成敗される。
アビドス復興、列車砲破壊、ホシヒナ関係性深化、クズノハを追うのを辞めテラコの人生を肯定しハッピーエンド。
「混沌の領域」でユメ先輩とホシノを再会させ、ユメ先輩から赦されることでホシノは自罰意識から解放される
- ユメホシ時空を展開するには対策委員会メンバーの呼びかけが必要
- ホシノがテラー化してしまい世界の破滅がやってきた。だがテラコの助けもあり、ホシノは完全に反転しきっていないことが判明。ホシノは手帳を最後のヨスガとし、未だ未練の中を彷徨っている状態であった。ここでプラナがとった方法が、「ナラム・シンの玉座」を生成して「混沌の領域」を構築すること。プラナ曰く「混沌の領域」とは「次元や時間、実在の有無が確定せずに混ざり合う」領域であるとのことで、さすれば亡くなったユメ先輩とホシノを邂逅させることも可能ではないか!!と、いうわけでホシノが求める手帳にシッテムの箱を近づけ、対策委員会の皆でホシノに想いを伝え現世への回帰を呼びかける。このシーンは一種の見所なのだが、この期に及んでもまだホシノは過去に囚われ続けグチグチとしていた。しかし対策委員会メンバーの呼びかけによりホシノに声を届けることには成功したのだ。これによりユメホシ時空の展開が可能となり、ついにホシノはユメ先輩と邂逅する。
- 混沌の領域の構築によりユメ先輩とホシノが再会
- これまで自罰意識に苛まれていたホシノはユメ先輩から赦されることが必要だった。ホシノは自分の3年間をユメ先輩により肯定される。ユメ先輩の胸に抱きしめられヨシヨシされることではじめて、ホシノは過去を乗り越えられるのである。こうして覚醒したホシノは反転状態から元に戻り、全滅必至のテトの憤怒による雷から皆を守ることに成功する!!俯いていたホシノが3年間を経て顔を上げられるようになるスチルの演出は感涙必至である。地下生活者はチートだのなんだのとガタガタ騒ぐが、先生により目論見を全て打ち破られる。ハイパー先生タイムも存在し、ブルアカのコンセプトである「大人としての責任」を語るカッコイイ先生の弁舌が見られるぞ!ラストは雷に反応して希少資源がプラズマ化したことから、ユメ先輩の言う通り本当にお宝があったことが判明。稀少鉱物は灰燼に帰してしまうけれど、光り輝く夜の空を見ながら夜明けを迎える皆には幸せがあった。
- エピローグ
- エピローグではアビドス問題の事後処理が語られる。ネフティス家は再びアビドスへ投資を始め、交通インフラを整えることで人口も回帰し始める。ホシノとヒナは関係性を深め一種のマブダチとなった。また列車砲はマコトとヒナが協働で破壊し、二人の関係は犬猿の仲ではないことがアヤネにより示唆される。スオウは一体何だったんだ?とハイランダー編を匂わせる終わり方となった。ホシノは対策委員会の皆に対して誠実に謝罪を行い、アヤネに譲られ生徒会長の座に就いた。テラコに関しては未練として抱えていた旧アビドス装備を全て捨て、前を向くことになる。先生はクズノハから反転したものは元には戻せないがそれでも助けたければ自分を訪ねよと言われてクズノハを追っていたが、それが正解ではないことを知る。テラコはテラコ自身の人生を肯定することが必要との結論に至り、彼女が現世でも生きられるような道を探すことにする。こうしてアビドス編はついに八方皆良しのハッピーエンドを迎えるのであった!