【感想】学園アイドルマスター 初星コミュ3章「わたしたちはRe;IRIS」(7話~12話)を読んだ。

選抜試験で結果を出し星南に実力を示さねばならない佑芽のため信号機トリオと合同訓練する話。
姉への対抗意識を燃やす佑芽は信号機トリオと勝負するため自分だけの最強ユニットを求めていた。
佑芽は学園一のアイドルである星南に弟子入り志願をするが無名の佑芽を星南は切り捨てようとする。
だがここで食い下がるのが佑芽であり、星南は条件として選抜試験で実力を証明しろと要求した。
しかしPもいない佑芽が短期間で力をつけることは不可能に近く八方塞がりの状況であった。
そんな佑芽に対し、信号機トリオを担当するPは選抜試験まで臨時的に合同訓練をしようと持ち掛ける。
手毬は歌を、ことねはダンスを教えることになり、信号機トリオの実力もまた磨かれて行ったのである。
こうして選抜試験をクリアした佑芽は星南に認められ、美鈴も加えた3人で会長ユニットが結成された。
星南たちはソッコーで信号機トリオに宣戦布告をかますと、対バン勝負を仕掛けてくるのであった!

自分たちを成長させるためには切磋琢磨するライバルユニットが必要!佑芽を星南に認めさせるため、自分たちで鍛えるんだ!

佑芽を鍛えてライバルとして星南のもとに送り込め!

花海佑芽は生まれてこのかた姉に勝ったことが無く、姉に勝つことだけを目標にして生きてきた。その人生観は視野狭隘なものであったが、高校レベルまでは上手く機能し、姉を目指すことで基礎能力を身に着けてきた。初星コミュの場合は、姉の咲季が手毬・ことねと共にユニットを組んでしまったので、1対1で戦うことが出来なくなってしまう。それ故、佑芽は姉のユニットを倒すべく最強のユニットを結成するため、学園一のアイドル・十王星南の元へ弟子入り志願に行ったのであった。だが初星コミュにおける星南は補欠合格の佑芽など歯牙にもかけず。切って捨てようとする。それでも佑芽は食い下がったため、星南は条件として選抜試験で実力を示すよう要求したのであった。
 

選抜試験を突破した信号機トリオ(『Re;IRIS』)。最終回のようなノリ

こうして佑芽は首の皮一枚で繋がったのだが、後が続かない。短期間で選抜試験を突破するにはどうすればよいか。ここで信号機トリオを担当するPが動いた。なんと彼は佑芽を臨時的にユニットに加え、合同訓練をすることを持ち掛けるのだ。トップアイドルになるためには切磋琢磨するライバルが必要。ライバルがいないのなら自分たちで育てるんだ!また佑芽を育てる中で自分たちの能力もまた磨かれるであろう。こうして手毬は歌を、ことねはダンスを指導することになり、物覚えの悪い佑芽には分かりやすく教える必要があり、彼女達も能力も飛躍的に上昇していった。こうして佑芽を鍛えろ大作戦の中で信号機トリオは急伸し見事選抜試験で結果を出すことが出来た!三人の絆も深まり何かもう最終回のようなノリ。
 

豚カツパーティーに加え、ことねの和食を要求する手毬

翌日の試験日程が佑芽の番であったが、描写もほぼ無くサクッと突破!(公衆の面前で佑芽が星南に弟子入り志願したことから話題沸騰となり、満員御礼で信号機トリオは会場にすら入ることが出来なかったという展開)。打ち上げとして手毬の要望で豚カツパーティーが開かれる!だが咲季は豚カツの衣を全て除去しており、手毬はブチギレてしまう。プロデューサーの豚カツを手毬に与えることで問題は解決したが、このような漫才を繰り広げている所へ星南が宣戦布告をしに乗り込んで来る。約束通り星南は佑芽をメンバーの一員とし、さらに美鈴を加えて会長ユニット『Begrazia』を結成。信号機トリオのユニットである『Re;IRIS』に対バンを挑んで来るのであった!(ちなみに「Re;IRIS」のタイトル解題をユニットメンバーで行うほんわかタイムもあった)。

豚カツの衣を剥がされ、怒り狂う手毬
会長ユニット『Begrazia』と対バン勝負!

初星コミュ3章まとめ

3章1-4話

3章5-6話

3章7-12話