伽遠蒔絵

『蜜柑』の感想

蜜柑といえば芥川龍之介の汽車の窓から蜜柑をなげる低賃金肉体労働者(女工?)の話が思い浮かびますが、それではないです。蜜柑と未完をかけているそうな。 主人公の素は小説家。ある日、蜜柑屋という古本屋に迷い込んだ。そこは様々な作者が未完のうちに投…