第2話「あじさい色の記憶」 の感想

今回のななついろドロップスはすももとナコちゃんの友情話。

すももは親友のナコちゃんに、いきなり魔法少女バレしてしまうが、ナコちゃんからは何も問い詰められず。だが、ナコちゃんの記憶は消さなければならないと知り、彼女に秘密を抱いてまでして魔法少女をやっていくことは親友を裏切っているのではないかと思い悩む。

そんなすももに相談を持ちかけられる我らが石蕗氏。だが彼は全てを知っているので都合のいい正解を出すことができる。「嘘にもいろいろ違う嘘がある云々」とアドバイスする。まぁ、ここは全てを知っているとはいえ、石蕗氏が他人のために心情を推し量ってアドバイスをしてあげるという行為をしたことに意義があるのですよ。一所懸命がんばる女の子の姿を見て、無気力・無関心・無感動だった青年が彼女のための力になりたいと思うようになっていく。女の子が青年の生きる動機を与えていくのである。

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で、結局のところは信じあえる人には正体を明かしてもOKという展開になりメデタシめでたし。
あるぅぇ、裏切りを背負って誰にも言えない秘密を持つことが自立への第一歩とか言う展開にはならないんですか?


<他の方々の感想>
2007-07-10
ナコちゃんとの友情話は唐突すぎて、消したくないと言うすももの想いに共感するのは難しいかも。もう少し葛藤をじっくり描ければ良いんだろうけど、アニメ版が1クールと尺が限られてる弊害だな。

第2話 - 日折岬 DeS
2個目のしずくのアッサリ具合に泣いた。

ななついろ★ドロップス #2 あじさい色の記憶 - ピンクの髪の……
説得力0の説得に説得されてしまう すもも とあまりにご都合主義的な解決方法にげんなり

http://d.hatena.ne.jp/cointoss/20070710/1184032594
今回はすもも(CV:結本ミチルさん)の内弁慶じゃなくてちょっと落差の激しいその性格を視聴者に印象付けつつ,(家族や友人を含めて)すももが大事にしているものはどんなものなのか,ということをわかりやすく見せた形なのかな