Myself;Yourself 第9話「がんばれ!アニメンジャー!」 の感想

今回の話のメインは2つ。菜々香の過去と朱里の家庭の事情の伏線。
菜々香は放火犯として叔父を疑う一方で、佐菜に対して素直になる。
朱里はどうやら家庭環境で星野あさみ嬢との修羅場を迎えるご様子。


菜々香の過去はやはり火事を引きずっていた。火を見るたびに何かを思い出しそうになるが、それを必死で隠す叔父。菜々香は、放火を身内の犯行だとマスゴミに付け回されていた時の記憶がフラッシュバック。まさか犯人は叔父なのではと勘繰り始める。その一方で佐菜きゅんに対してはだんだん従順になっていく。菜々香自身も自分がヒスを起こして八つ当たりをしたと自覚していたのだ。なんども謝ろうとしても言い出せなくて困っちゃうの。


そんな折に振って沸いた遊園地行き。そこで少し開放的になった菜々香は、覚醒した兄弟のエスコートっぷりにきゅんきゅんしちゃうの。覚悟を決めた佐菜は大人になったなぁ。二人っきりの観覧車で侘びを入れる菜々香。そんな菜々香に対して懐の広い佐菜は「これからはずっと一緒にいるよ。もう寂しがらせたりはしない」云々とのたまい、そのまま二人は狭い密室の中で若き青春を持て余し・・・


一方で、朱里サイド。星野さんをハブって幼馴染'sと小五ロリの5人で遊園地へ。だが楽しさも束の間、神出鬼没の星野あさみ嬢が子連れで登場。どうやら星野と朱里姉弟は怨恨の家庭関係がおありな様子。おそらく朱里の継母と星野が血族なのかもしれない。星野の子が人見知りしている状況で修輔を引き合いに出していたり、観覧車の中では涙を禁じえなかったりと楽しいハズの遊園地が星野のお陰で暗雲たる修羅場に突入。しかも観覧車での涙を星野に見られていたから、さぁ大変。ニコヤカな笑顔を振りまいていた癖にやっぱり私が疎ましいんだわと内面の感情を燃やす星野あさみ嬢。佐菜が菜々香ルートに逝ってしまった以上、朱里に救いは来るのか!?