八、国家をこえるイディシュ語

イディシュ語とはアシュケナージ(「くずれたドイツ語」を母語とする中・東欧のユダヤ人)がライン河畔で形成した言語のこと。

  • ユダヤ人に対するドイツとスラヴの考え方の差異
    • イディシュ語はドイツ語に近いので差別が生じる。
    • 「ことばは近ければ近いほど差別が生じ、遠ざかれば遠ざかるほど別の言語となる」
  • ユダヤ人と民族
    • 民族であるためには、共通の地域が必要。
    • ユダヤ人は例外で、宗教(聖典ヘブライ語)により民族を形成。
    • 俗語運動イディシュ:国家を越えてユダヤ人に受け入れられる。