【感想】学園アイドルマスター 初星コミュ2章vol.2(6-10話)「共同生活における雑魚寝問題と咲季のイモウトコンプレックス」を読んだ。

H.I.F出場のため選抜試験へ向けて共同生活を始めたが雑魚寝の際に問題が発生する。
冷え性の手毬はことねの蒲団に足を突っ込んだだけでなく侵入までしてママが恋しくなる。
一方咲季は寝相が悪く真ん中の手毬を乗り越えてことねの蒲団の上まで転がってくるほど。
さらに咲季は寝ている時に異常に発熱しており蒲団を剥いでしまうのであった。
ことねは咲季や手毬の蒲団を直してやり実家のチビどもの方が手間がかからんと懐古する。
朝練終了後、咲季のペースト食を取っていると佑芽が襲撃してきて、仲間に顔合わせ&紹介。
咲季は手毬とことねに妹への愛情と敗北の恐怖を語るが、手毬は咲季は一人ではないと励ます。
意外にもこれがパフェコミュであり咲季の姉としての不安を解消する際Pがやったのと同じ手法。
咲季は妹に負ける恐怖を抱いておりこれが親愛度√の根幹だが仲間がいれば即解決かもしれない。

【目次】

雑魚寝問題

共同生活1晩目 寝相悪くてワープしてくる咲季と同衾してくる手毬

3人1組の部屋ではベッドが入らないため、蒲団を敷いて雑魚寝をすることになった咲季・手毬・ことね。だが事件が発生する。なんと冷え性の手毬はことねの蒲団の中に足を突っ込むのだ。それだけではなく寝相がものすごく悪くことねの蒲団に侵入。しかもママが恋しくなってことねをママ呼びするのであった。初星入学以前甘やかされて育った上、入学後も美鈴に甘やかされていた手毬をとくと見よ。また手毬だけでなく咲季も大問題。手毬を真ん中にしていたにも関わらず、それを飛び越えてことねの蒲団に転がってくるのである。しかも咲季は寝ている最中に発熱しており、まさに暖房器具。そのため蒲団を剥いでしまうのであった。そんな二人のためにことねは大奔走。手毬のためには喧嘩している元ユニットメンバー美鈴の下へ湯たんぽを取りに行ってあげる(だが美鈴は一方的に手毬から絶縁宣言されただけであり今もなお手毬に執着しており湯たんぽが二人を繋ぐヨスガだったのに、それを現ユニットメンバーで同室と名乗ることねが取りに来たものだから、さぁ大変。「まりちゃんのなんなんですか?」宣告を受けた上、ジェラシーの対象となるのであった)。そして咲季に対しては蒲団をきちんと直してやり風邪を引かぬよう配慮してあげるのであった。

手毬の湯たんぽを取りにいってあげることね
ネットミームで有名な「絶対に許さんぞ!藤田ことね」のシーン
共同生活2晩目 体温が異様に高い咲季
咲季の蒲団を直してあげることね

咲季のイモウトコンプレックス

姉最強論を唱える咲季を病気判定することね

ことねと手毬は咲季が寝ている最中に寝物語を交わし、それぞれの事情を開陳し心を開きあった。咲季だけが取り残されていたわけだが、いよいよ咲季のターンとなる。朝練を終えた後、咲季のペースト食を摂っていると佑芽が突撃してくる。そこで仲の良い姉妹関係を手毬とことねの前で見せつけるのである。佑芽に対してデレッデレであり、幼き頃から世話を焼いていた咲季にとてもよく懐いていた。咲季は妹を自慢に思っており、惚気話をしたくて仕方がない。手毬やことねは親バカならぬ姉バカトークに付き合ってられんとなるが、咲季はトクベツマッサージの施術と引き換えに話を聞いてもらうことにする。こうして一連の事情が話されたワケだが、咲季は最強の姉論を振りかざし、姉に勝てる妹などいないと豪語するのであった。だが佑芽の潜在能力はすごく半年後には咲季を凌駕するのだという。咲季は以前に陸上をやっており佑芽には無敗を誇ったが、今かけっこをしたら佑芽が勝つだろうと述べる。咲季はいつか必ず負けるだろうという確信を抱きながらも、それでも必死に勝つための努力をし続けてきたのだ。妹に負けたらこれまでの人生が破壊されアイデンティティが崩壊し廃人と化すであろうが、そこからが本当の勝負。ホレるろ剣だってメインヒロインが死んで(死んだと思わされて)廃人になってから自分が生きる理由を見つけて復活するでしょ?「剣と心を賭してこの戦いの人生を完遂する」ってやつね。だから咲季がいづれぶっ壊れるだろうことと、そこからの復活は予想されるのであり、その時に支える役として親愛度コミュではPが姉(ないし家族)になると言い切っているのである。初星コミュでこの役割を担うのが手毬であり「私がいる」と宣言し、咲季の不安を払拭するのであった。

咲季、妹に敗北する恐怖
咲季の恐怖を3人で払拭する!