【感想】学園アイドルマスター「頼れる先輩お姉さん」(2024/05/16)を読んだ。

失敗した妹属性の演技を引き摺っていた莉波が徐々に姉系母性キャラに目覚めていく話。
ヴィジュアルレッスンで寸劇の練習をする莉波だが演技が上手くいかない。
トレーナー曰く、かつてのユニットでキャラ付けされた妹属性に引き摺られているというのだ。
そんな莉波にトレーナーは親しい人を思い浮かべよとの助言を与える。
ここで莉波が思い浮かべたのは個別√(親愛度・Pアイドル)ならPくんなのだろうが……
これはサポカでありPくんが登場しない異なる別の世界線であることを踏まえると実妹か?
わざわざ第二場面では発熱した妹を心配して実家に帰るコミュが挿入されるし。

莉波が思い浮かべたのはPくんか、実妹

妹属性のトラウマに引き摺られる莉波

ヴィジュアルレッスンで寸劇を披露する莉波。だがその演技力はぎこちないものがあり、トレーナーからは妹属性に引き摺られていると指摘される。莉波はかつてデビューしたユニットの中で、妹キャラとしての属性を付与されたが、人気が出ずユニットを解任され中古になったという過去があった。妹属性のキャラ付けに失敗したことは莉波の中でトラウマになっており、演技をする際はどうしても妹属性に引き摺られてしまいがちのである。故に、本来莉波が持つ母性や姉属性を引き出すことが課題となっていた。この時トレーナーはアドバイスとして、親しい人を思い浮かべるように助言する。莉波はイメトレに励み気持ちを切り替えると、母性溢れる姉属性として、円熟な技巧で演技をこなして見せた。この時莉波が思い浮かべた人は果たして誰なのかが、プレイヤーの中で話題となった。個別√(親愛度・Pアイドル)のシナリオならばPくんであることは間違いないのだが、サポカはPがいない(っぽい)世界線だからなぁ……。この答えは第二場面で一応の答え合わせが行われる。
 

発熱した妹のために東京から福岡へ帰省するという莉波

演技の際に莉波が思い浮かべたのはおそらく実妹である。第二場面は莉波が発熱した実妹のために福岡まで帰省するエピソードが語られる。この聞き手役となったのは佑芽であり、莉波の帰省を知り東京から福岡に帰るなんて只事ではないと驚く(初星学園が東京にあるのは清夏のイソスタの入寮時の写真で分かる)。しかも発熱というのだから相当重い病気なのかと心配するのだ。だがちょうどその時莉波の妹から電話がかかってくる。わざわざ帰省しなくても良いというのだ。ではなぜ莉波は帰省しようとするのか。それは実妹ちゃんは発熱すると大っぴらに学校を休めると喜び遊びに行ってしまうような人間だったからであるそうな。故に莉波はお目付け役として看病する必要があった。確かに学生が平日に繁華街を遊び回ってたら補導されるわな。そんなわけで福岡に帰ることになった莉波の姉っぷりを、リアル妹キャラであり佑芽はお姉ちゃんみたいであると讃える。佑芽にとってお姉ちゃんみたいというのは最大級の褒め言葉なのだ。これを受けた莉波はさらに姉っぷりを発揮し佑芽が病気になった時にはお見舞いに行くフラグを立てる。
 

莉波、佑芽のお見舞いフラグを立てる!
頼れる先輩お姉さん

学マス