千奈は学校の評価項目では測れないパラメータをたくさん有しておりその一つが「素直さ」という話。
倉本千奈には憧れの存在かつ目指すべき目標でもある人物として、十王星南がいた。
星南は有能な人材を生徒会に入れて手元に置きプロデュースしようとしていたが千奈も選ばれる。
だが千奈が選ばれたのは能力値では無かった……だが千奈は評価規準に無い値が爆高であったのだ。
そのため星南は千奈を目にかけ色々と助言や指導をしてくれる。
体幹を鍛えよと星南が助言をすると、それを素直に聞いて黙々と練習！星南はその素直さを評価する。
また星南のヴィジュアルトレーニングを見た千奈は、その魅力を佑芽に語っていく。
佑芽にも目標とする人物がおり一緒に頑張ろうねエンドとなる。
入試最下位の倉本千奈だが、それは入試の評価規準が千奈の良さを測れないだけ
その昔『さすおに』というラノベがあって、超優秀なお兄様だけれど学校の評価規準では測れない能力であるため劣等生として分類されてしまうという作品があった(『禁書目録』もその系統かもしれない)。倉本千奈も入試成績は最下位であり、表面的な数値はとても低かったが、高貴な家柄に起因する所作や立ち居振る舞い、淑女教育によるリーダーシップやカリスマ性は目を見張るものがあった。
このように評価規準では測れない良さをたくさん持っている千奈であったが、今回のサポカで扱われたのは、その素直さ。千奈の憧れの存在かつ目指すべき目標である十王星南は、千奈の特質に気付いており、度々目をかけて助言してくれるのであった。千奈のレッスンを見ていた星南は頑張りすぎだと指摘。力を入れる部分とリラックスする部分のバランスが大事だと説く。そのためには具体的に体幹を鍛える事を指導。千奈は星南の助言を有難く受領し、体幹トレーニングに励むこととなる。信頼できる人からの助言を素直に聞いて自己の改善に取り入れる事が出来る。この千奈の素直さは乾いたスポンジがみるみると水分を吸うようである、千奈を大きく成長させていく。
続いては星南がヴィジュアルトレーナーに褒められる場面を見ていた千奈と佑芽のシーン。千奈は星南をベタボメし、佑芽に対して自分の憧れであり目指すべき目標なのが星南だと語る。千奈がアイドルになったきっかけは、アイドルのキラキラを見て憧れたことが挙げられているので、星南の影響力はとても強いものがあった。星南に対する千奈の憧憬を聞いた佑芽は自分もまた目標とすべき存在がいることを語る。まぁ十中八九咲季のことであろうが、ここでは言及されない。二人はそれぞれ目標とすべき憧れの人物に近づくために頑張ろうと誓いあってエンドとなる。
