ことね・麻央・広にＰ兼アイドル犬束静紅を加えたユニット"GOLD RUSH"が東京ドームを目指す成功譚。
第1話は藤田ことね物語。私立中受験、赤点の中学時代、高1でｽｶｳﾄされるまでが描かれた。
学費の負担で家族崩壊し父親が家を出て行ってしまったアプリ版要素は流石にカットされた。
折角アイドル養成系の私立中に入れて貰ったのに赤点ばかりで内部進学しても人生詰んでる。
自己否定的になっていたことねだが商店街のボラライブでこれまでの積み重ねを発揮する。
商店街ライブを機にことねはＰに見出され、これまでの学園生活は無駄じゃなかったという演出。
この敏腕Ｐこそが犬束静紅であり小学生ことねに東京ドームライブを吹き込んだ人物だった。
ことねは麻央、広、Ｐ兼ｱｲﾄﾞﾙ犬束静紅とユニットを組み東京ドームを目指すことになる。
そのユニットこそが"GOLD RUSH"であったというオチになり、タイトル回収される。
今回ことねのチビどもが登場したが全員妹なのね…勝手に弟or弟妹かと思っていたよ……
Ｐ兼アイドルでことねの才能をいち早く見抜くのに十王星南ではなく犬束静紅！
藤田ことね物語！学マスコミカライズの第1話は小学生ことねがアイドルを志して初星学園の門を叩き、中等部時代を過ごして、内部進学しスカウトされた所までが描かれた。小学生ことねは近所のねーちゃんから東京ドームを吹き込まれ、アイドルが稼げるものだと知る。自分の家庭環境を省みると両親と妹3人(原作ではチビども)が狭苦しい部屋で暮らし、粗末な食事を摂る毎日。周囲からかわいいかわいい言われていたことねはアイドルになって家庭を助けるんだ！と夢見てしまい、アイドル養成コースのある初星学園に入ったのであった。だが芸能系私立の学費は高額であり貧困家庭が気楽に払えるような金額ではなかった(親愛度コミュでは、ここで学費の支払いに苦しんで家庭崩壊し、父親が出て行ってしまったことが語られる)。しかも折角私立中に入れて貰ったのに成績は赤点ばかりでありＥ判定。どうやって内部進学したんだ？という成績であった。だがここで諦めては今までの全てが無駄になってしまう。人生詰んでる崖っぷちで明日の希望など見えなくても、ことねは自分を叱咤し頑張り続けることしか出来なかった(サポカシナリオ「まじか。」では、1日の終わりの寝る前の空いた時間に自分の人生を憂いて曇りがちになることねが描かれる)。
高等部に内部進学したことねは自分で学費を支払わざるを得ず、バイトばかりで成績も低迷し続け、次第に疲弊していった。バイトを掛け持ちし寝る間も惜しんで働けど高校生バイトが稼げる額などたがが知れており僅か月額105,000円。初星学園の年額は額面でも890,000円でありとても続けられるものではなかった。このままではことねは過労で続かず退学待ったなしであっただろう。だがそんなことねの人生を変えるきっかけがやってくる。なんと、ことねのバイト先の一つである商店街がステージを用意してくれるというのだ。ことねはギャラ無しであることを知り、最初は体よく断ろうとするが、ここで自分の過去が押し寄せて来る。中学時代に赤点だらけで自己肯定感を滅多切りにされても、ことねが挫けずにいられたのは、商店街の皆さんが応援してくれてかわいいかわいい言ってくれたからであった。ことねはその恩義に報いるためにもノーギャラでステージに立つ。しかしノーギャラだと言ってもお立ち台やパソコン、アンプやケーブルなど、ことねのために皆が金を出し合ってくれたことは容易に想像できることであった。ことねは本番で真っ白になってしまうのだが……ここでも今までやってきたことが無駄ではなかったという演出。初星学園や河原での自主練は確実にことねを支えており、頭が真っ白でも素晴らしく歌いきることが出来たのであった。
この過去が無駄ではなかったというテーマ性は最後にことねが敏腕Ｐにスカウトされる所で頂点を迎える。小学生ことねに東京ドームを吹き込んだ人物こそがこの敏腕Ｐである犬束静紅であったのだ！商店街ライブで証明されたようにことねは元々能力を有していた。だがそれが学校の評価規準では測れなかっただけであった。犬束静紅はそれを学校成績にあうよう調整したため、5日間でことねの成績はＥからＡへと駆け上がったのであった！！また犬束静紅はＰであると共に自身がアイドルでもあったのだ。こうしてことねに加えて、麻央、広、犬束静紅はユニット"GOLD RUSH"を結成し東京ドームを目指すことになったのであった！！(親愛度コミュでは、ことねを誰よりも一緒に仕事がしたいアイドルに育成して、その人柄と人脈を活かして芸能界で生き残る戦略を取る。)
