雑録

マジスキ 〜Marginal Skip〜 御狭霧かなでシナリオの感想・レビュー

マジスキのかなでシナリオは大好きなお兄ちゃんへの想いを抑圧するいもうとを救済するおはなし。
抑圧するが故に友達を応援せざるを得ずお兄ちゃんに好意を寄せて恋愛相談してくるごとに悩んじゃう。
感情抑圧の原因をこの作品の世界観に基づいて構成し、作品全体の伏線を回収。
作中の映画鑑賞でGiftを放映しヤンデレnice boat.描写でかなでシナリオ自体を揶揄ってる。

御狭霧かなでのキャラクター表現とフラグ生成過程


かなでは主人公くんが居候するお家の幼馴染な炉利担当ツインテな妹ちゃん。妹キャラとしては十二分に破壊力が高く、そのお兄ちゃん慕いっぷりはかなりの高ランク。そんなかなでだが不治の病を抱えており、その発病により主人公くんを心配させてしまうことに引け目を感じていた。その病気があるからこそ、自分はお兄ちゃんに迷惑をかけてしまうので結ばれるわけにはいかないと感情を抑圧。ちょうどそのとき、かなでの親友がお兄ちゃんを狙って立ち上がる。親友を応援しなければならないけど、ホントはお兄ちゃんが大好きなの。かなでの親友の告白により主人公くんは自分の感情と向き合い、かなでをどんなにか想っているかを知る。お互い気持ちを確かめ合うが、かなでは病気のことを気にするあまりどうしても主人公くんに向き合えない。そんな折イキナリ超展開で交通事故未遂が勃発し、かなでの集合的無意識が意識化され、幼少時に魔界から「好きな人を好きになれない」呪いをかけられていたことを思い出す。つまりは魔界の呪いを解ければOKじゃん。



しかしそうは問屋が卸さない。迫りくる魔界の使者。曰く、呪いは主人公くんとかなでが結ばれることで魔王に禍いが持たされるということで、主人公くんの命が狙われる。そこで都合よく利用されたのがかなでの親友、ヤンデレトリガー発動です。親友ちゃんが煽られるのは嫉妬・未練・妄執のココロ。かなでは親友だったのに応援するとか言ってくれたのに何も言わずに主人公くんを掠め取った、騙した、許せん、嘲笑ってるのだわと精神崩壊。作中のGiftパロはヤンデレシーンを揶揄していたのねーと庖丁アタック。あわやというところでかなでと主人公くんの恋人アイテム銀のペンダントが刃物を防ぎヤンデレ回避。逆に人質にとった魔界の使者と引き換えにかなでの呪いをマジックキャンセルを暗黒魔王お願いしに行く。するとあっさり呪いが解かれ、おおっぴらにイチャイチャできるようになった二人。バカッポォーよろしくにゃんにゃんしたり乳繰り合ったりするのですよ、情事シーンも何気に一番多いよ?しかし、こんなにあっさり簡単でいいの?ということで、呪い解除は一時的なものであったため、もう一回ラスボスバトルで伏線回収。何でもこの作中世界の「世界の終わり」は暗黒魔王が永遠の生命から解き放たれ死ぬために望まれていたのであり、現在の魔王も身体を乗っ取られ操られていただけで、本体を殺して欲しかったのだとか。主人公くんの活躍で魔王を倒し、本当に呪いも解除。かなでの呪いによる病弱体質が主人公との繋がりになっていたけど、呪いがなくてもかなでのことが一番だよとハッピーエンド。これにてフルコンプ達成です。