雑録

クロノクロック「城之内真琴シナリオ」の感想・レビュー

ヤクザの娘とマジックアイテムを使って異能バトルを繰り広げそうで広げなかったはなし。
センセー、あんまりにも残念なシナリオです。もう少し何とかならんかったのでしょうか?
この業界ではありがちなことですが体験版までがクライマックスだったぜ!!
多分真琴がメインヒロイン枠だったのでしょうがフラグ構築が雑でシナリオも短すぎる。
折角「異能の暴走」というテーマを扱っていたのに不発でしたねー。
※グランドエンドで真琴シナリオが短いことは演出であることが判明するがそれでも内容の薄さは否めない。

真琴シナリオ概要


  • 異能を有したマジックアイテム
    • 城之内真琴はヤクザの娘さん。昭和における古風な思想を持っており、現代の軽い男女づきあいに免疫を持っていません。両親からは堅気として生きるように言われているため、フツーの女の子の振りをして任侠を隠しているのです。そんな真琴をそのまま肯定してあげれば好感度は鰻登りですとも。主人公くんの家と真琴さんの家は土地の接収で付き合いがあったため、地元の政権闘争などが描かれるのではないかと期待していたのですが・・・。マジックアイテム対決な展開に突入。なんでも真琴が家の蔵を漁っていたら、異能を有した魔法の時計が発掘されたとのこと。その異能は変身と瞬間移動。真琴はこの異能を駆使して、地元の場を荒らす新興勢力を成敗して回っていきます。しかし能力には副作用がつきものであり、感情が剥き出しになるという異能の暴走を抱えていたのです。ここらへんももう少し丁寧に描いてくれれば面白みもあったのでしょうが・・・。


  • 主人公くんと真琴の博打で勝負
    • 主人公くんは真琴の副作用を危険視し、なんとか回収しようと試みます。真琴が賭け事が好きなことを知って、お互いの魔法の時計を賭けてコイントス勝負を挑むのですが、あっさり敗北。真琴は異能を成長させており、主人公くんが正解を出すと瞬時に逆に切り替えるので勝てるわけないわなというはなし。マジックアイテムを取り上げられてしまった主人公くんは、異能を無くしてしまったわけですが、今度は口八丁とイカサマを駆使してサイコロで丁半勝負を挑みます。負けたら真琴のことを諦め人間関係を清算すると揺さぶりをかけて、いざ勝負。異能保持者の真琴に勝てるわけがないのですが、主人公くんが強引に弁舌を展開。いきなりに真琴に告白し、付き合ってくださいと突撃。動揺する真琴の隙をついて足でサイコロの目を変えてしまいます。そして、真琴が本心では主人公くんに負けたがっていたから異能が無意識に発動してサイコロの目を変えさせたんだとか説得。あっさりと真琴は攻略され、マジックアイテムも回収できましたとさ・・・。この後は続きもなくエンドロールが流れてエピローグ。きっとプレイヤの皆さんは誰しも「ここで終わりっすか?」と思ったに違いないでしょう・・・。