雑録

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜- 第1話「みんなでなら魔法少女になれる気がしたの」の感想・レビュー

さやかが闇落ちしなかった世界線の話。まどかの想いがさやかを浄化する(前作全否定)。
時間軸としてはほむらがまだ三つ編み眼鏡ver.時代でありさほど強化されていない。
マギレコ世界の干渉によりいち早くさやかがキュウべえシステムの謎に気づくという設定。
前作通りさやかは闇落ちしかけるが如何にして闇落ちを防いだかを描くのが今回の主題。
まどかの強引なムチャブリがさやかに孤独ではないことを気づかせるという流れ。
どんな過酷な運命でもみんなとなら乗り越えられる!
さやかもほむらも個人主義に流されず協力することに成功した世界線が創出された。

本当にハイパーアルティメッドまどかによらない魔法少女の救済をやるのか!?

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  • ひぐらしにせよまどマギにせよ前作全否定展開……
    • 美樹さやかの闇落ちを防ぐ話。前作ではどの世界線でも美樹さやかは発狂してしまい、それこそが愛する男へ報われない愛情を注いだ女の末路を描き出し美樹さやかのキャラクター像を成り立たせていました。しかし今作ではそんな美樹さやかの根幹をサクッと覆します。前作全否定するんだからそれなりの根拠づけはあって欲しいもの。1話かけて如何にして美樹さやかは闇落ちから逃れたかが提示されることになります。果たしてハイパーアルティメッドまどかですら完全に救えなかった美樹さやかをどう救うのか。
    • 今回の見所はなんといっても美樹さやかの改心ですが、一体どのような描かれ方がなされたのでしょうか。本編とは異なり、さやかは自らキュウべえシステムの真実を知ることになります。いつも通り発狂することは変わらず、高圧的な態度で周囲に苛立ちをぶつけていきます。まどかが泣き崩れるのに対し、ほむらのショックが少ないことを看破すると、知ってたのに教えなかったのだろうとイチャモンをつけ、チームは空中分解してしまうのでした。まどかを救う手段があるなら何でも縋る覚悟をしているほむらは、一人でマギウスの翼へと赴こうとしますが、そこで魔女に捕まりバトル開始。これに感づいたまどかは自分も戦場へ向かいますが、ここでさやかを説得するための持論が展開されていきます。この説得が今回のハイライトと言えるでしょう。一人で膝を抱えて蹲ることしかできずにいたさやかですが、まどか理論は今作の世界線ではさやかを突き動かすことに成功します。一念発起して駆けつけたさやかは、ほむらをも助けます。まだ周回が浅くやさぐれていないほむらは、さやかにグリーフシードを渡し和解することに成功。マミさんがいなくとも、さやか・まどか・ほむらが力を合わせて魔女を撃破したのでした。
    • 個人的には、さやかがこんなにも強いのかと驚き。そして本編ではどんなことがあっても絶対に闇落ちしてしまうさやかが今作では何故割とアッサリ改心したのかは謎。本編ではまどかの説得が全く意味をなさなかったのが見所でしたのにね。シナリオの都合上、力を合わせれば解決できるということを表現したかったのかと思われますが、そうすると原作の悲壮感とかまるで無かったことになってしまいます。マギレコ一期では、まどかたちがほとんど出てこなかったので、文字通り外伝として見ていられましたが、今回の放送ではこれまでものが全部覆されちゃったかのような感じ。前作と違うことやらないと意味が無いということは重々承知していますが、綺麗にまとまっていたものをほじくり返していじり回している感があるな。ハイパーアルティメッドまどかによらない魔法少女の救いをちゃんと描ききることができるのか!?

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