【感想】ラブライブ!スーパースター!!第3話「クーカー」【レビュー】

自分の為だとヘタレだが他者受容願望を刺激されると燃える澁谷かのんのトラウマ克服物語。
前回人前で歌えるようになったと思いきや、まだトラウマネタは引っ張られ今回もトラウマ回。
精神崩壊しかけるかのんに対し上海人クゥクゥは自分がアイドルを目指す始原的理由を語る。
かのんはいてくれるだけでよいと述べるクゥクゥだが実は自分もまた初舞台に緊張していた。
震えるクゥクゥを見たかのんの心に火がつき一人じゃないからとトラウマを克服。
大勢が見ている公式の舞台の上で初めて歌うことに成功するシーンは感動を呼ぶ。

かのんの精神崩壊をクゥクゥが抱き締めて癒し、クゥクゥの緊張を見てかのんが心を燃やす

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  • 精神崩壊しかけるかのんを抱き締めアイドルを目指す始原的理由を語るクゥクゥ
    • 前回の放送でトラウマを克服し歌えるようになったかにみえた澁谷かのん。しかしやっぱダメだったというオチで第3話もトラウマ克服を引っ張ることとなります。相変わらず冷淡な態度をとるポニ子を尻目に前半部分ではコミカルなギャグが展開されていきます。落ち込みがちなかのんを支えるのが今回のクゥクゥの見せ場。今は歌えなくても一緒に舞台に立ってくれるだけで良いとかのんを肯定。さらに超有名アイドルが突如大会への参加を表明しかのんが精神崩壊した時には、かのんを抱きしめ何故自分が日本に来たかを語り、かのんを復活させるのです。クゥクゥの家族は教育に熱心でありクゥクゥは勉強漬けにされてきました。主体的な意志が無かったクゥクゥはそれを甘受し漫然と生きて来たのですが、ある時、初めて自分の中にやりたいことが芽生えます。それこそ、第二の誕生、生きる為の目的。今までただ生存してきただけのクゥクゥにその日初めて自我が生まれたのです。それをもたらしたのがアイドルであり、クゥクゥがアイドルを目指す始原的理由だったのです。クゥクゥの心に触れたかのんが名前呼び捨てで呼んで欲しいと申し出る流れのところは感動的な流れ。

 

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  • 緊張して震えるクゥクゥを見て心を燃やす澁谷かのん
    • さらに今回の感動ポイントを挙げるなら、いざ舞台の上に立つと緊張で震えてしまうクゥクゥを見て自己を奮い立たせるかのんという構図でしょう。これまでの流れでは圧倒的な行動力を持つクゥクゥがその大陸的気質によりかのんを引っ張ってきましたが、彼女もまた人の子であったのです。自分のトラウマのことしか考えていなかったかのんはここでハッとするわけです。確かにこれまでの放送を振り返ると、かのんが力を発揮できたのは、全て自分のためでなく誰かのためでした。自分のことだとヘタレだが、他者との関係性の中に煌めきを発揮する!澁谷かのんは他者受容願望を刺激されると強いタイプだったのですね。アクシデントの停電タイムで感情を持ち直し、さらに幼馴染によるペンライトアシストが決まると、澁谷かのんはトラウマを克服。クゥクゥと共に高らかに歌い上げるのでした。結果は1位ではありませんでしたが、新人特別賞を獲得。次のアイドル活動に一歩を繋げたのでした。

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