マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 2nd SEASON -覚醒前夜- 第2話「あなたとは少しも似てなんかない」の感想・レビュー

ついにようやくドッペルシステムの仕組みの内容が提示された話(あまり進展は無かったが)。
ドッペルウィッチといい身体の一部のみを魔女化することで浄化を行えるのだとか。
しかしどうやってキュウべえを出し抜きドッペルシステムを作りだせたのかは謎。
またいろはややちよがマギウス一派でないのにドッペルを使えるのかも謎(調整屋の仕業?)
強い副反応と依存症があり魔女の真実と背中合わせの危険な代物という伏線も張られた。
今回の見所としてはやちよがドッペルの副作用に打ち克ったところがポイントか?

モトカノみふゆの甘言を否定しイマカノいろはを信じるやちよ

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  • いろはを失ったことで狂気に駆られるやちよが今一歩の所で闇落ちに打ち克つ
    • キュウべえシステムによる歪曲された願いの成就により自分だけが生き残ってしまう呪縛を負ったやちよ。その呪縛により自ら孤高となっていたやちよを癒したのがいろはであり、そこに1期の尊さがありました。しかし1期ラストでいろはもまた犠牲になってしまったことでやちよは狂気に駆られます。いろはは死んでいないという観測されていなが故の可能性にかけて次々と噂を撃破していきます。グリーフシードが尽きると待ちの方針に徹し、中立とかいう調整屋に張り込んでドッペルシステムの真実を聞き出します。曰く、①ドッペルウィッチは感情の写し。②体の一部に呪いの姿を写し取り、その一部のみを魔女化させ、自由に行使する。③ソウルジェムの汚れはドッペルウィッチに変換されることで取り除かれ、ソウルジェムを浄化できる。④ただし強い副反応と依存症、魔女化の真実と表裏一体というデメリットがある……ということでした。ただしどうやってキュウべえシステムを出し抜きドッペルシステムを成り立たせているのかは謎のまま。噂を使って一般人を殺しており、これがドッペルシステムを成り立たせているカギになるのか!?
    • 一方でマギウスサイドでは、噂は無尽蔵ではなく幹部の一人がその命を代償にして創り出したものであることが判明します。その創造者は、1期冒頭でいろはと組んでいた黒江に万年桜の捜索を頼むのでした。こうして噂を狩るやちよと噂を探す黒江がエンカウント。黒江が蹂躙されるかという所でみふゆが登場し、今回の演出の目玉であるドッペルウィッチを用いた殴り合いが開始されます。自分のことしか考えないみふゆに対し、誰かのことばかり考えるいろはの尊さを説くやちよ。モトカノに対してイマカノの魅力を説教するというある意味みふゆにとってはしんどい展開。狂気にかられるやちよに勝てるわけもなく、みふゆは敗北しまさに食われようとするその時、やちよは理性を取り戻します。みふゆもまたモトカノで袂を分かったとはいえ、かつての仲間だったのです。ドッペルには強い副反応と依存症があると警戒されていた通り、やちよはそれに苦しむのですが、それに打ち克つことができたのでした。今回の見どころはココ。やちよが闇落ちしなかったことですね。ラストは撤退するみふゆのワープから黒江が漏れてしまったというオチ。しかしこれが功を奏して?万年桜の噂の下へとやちよを案内することになり、いろは的な物体と邂逅することができたのでした。果たしてこれはいろはなのか!?といったところで次回に続く。

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