SHAMAN KING 第34-37廻「ハオの魂狩りとその帰結」

テーマは憎しみの連鎖を断ち切る事(やったらやり返される)で統一されているが、目まぐるしく話が進んでいくので、展開がよく分からなくなりがち。ジャンプで連載してた時もこの辺から全体のシナリオについていけなくなって、読むのをやめたような記憶がある。ここでは備忘録として話の流れを整理しておく。

蓮復活

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葉のシャーマンファイト辞退と引き換えに蓮の蘇生を行うことになったメイデン。蘇生に反対するマルコに対してメイデンはあくまでも蘇生を実行する旨を告げる。ただしマルコは蘇生と同時に再び蓮を殺そうとしていた。だがキッスで目が覚めると聞いた竜さんが乱入。実際はシャマシュのキッスだったのだが、この混乱により蓮の殺害は阻止され、無事に蘇生された。
 

ホロホロ回~連続持霊チェンジ~

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ハオ一派の魂狩りは他のシャーマンにも及びアイスメンもその対象となる。これを助けに行くホロホロだが圧倒的な浮力差。これを覆すには自分の得意な領域の勝負に相手を引き摺り込む必要がある。氷と水の世界を形成したホロホロはアイスメンたちの持霊を使って勝負する。多重オーバーソウルをするかと思いきや浮力の足りないホロホロは1体ずつ解除しながら戦う。最終的に相手が海の中に陥るようにレーンを強いて置き海水ごと凍らせて勝利。
 

天使持ちリゼルグの加入

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傷つきながらも勝利したホロホロだが、相手は2人組でありもう1人は健在であった。ピンチの最中、リゼルグが参戦。新しいX-LAWSに所属したリゼルグは新たな天使の持霊を持っていた。この高速の機動天使によりホロホロ及びアイスメン一派は救出される。
 

またもや魂狩り~竜さんとガンダーラ

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危機を逃れて集合した葉たちだが、そこへまたもやハオ一派が襲う。葉たちは空を飛んで逃げるが、竜さんが殿を引き受ける。ほどほどにして逃げろと言われていたが、ハオ一派が仲間を大事にしないのを見て逆上して勝負を挑む。だが竜さんはフルボッコで大ピンチ。そこを第三勢力であったガンダーラが助けに来る。仏ゾーンのサチ。
 

ゴーレム編~チョコラブとミュンツァー博士~

チョコラブとその仲間たちルドセブに殺される

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BBQを楽しむミッキーとルドセブたち。だがゴーレムが動き出す。ルドセブは自分たちの父親を殺した犯人を捜していたが、それがかつてのギャング団チョコラブ一味だったのだ。チョコラブの一味はゴーレムに殺害される。仲間の下へやってきたチョコラブもゴーレムにより瀕死状態。そこへ葉と竜さんが駆けつける。チョコラブとその仲間たちは竜さんが引き連れてガンダーラに連れていかれて蘇生を受ける。
 

葉VSルドセブ~葉、ルドセブを論破するがビームで腹貫通~

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復讐に駆られるルドセブに対し葉は憎しみの連鎖について説教。葉の力の前にルドセブは歯が立たず、身をもって愚かさを知る。こうしてルドセブが改心したのだが、ゴーレムは暴走。ビームが葉の腹を貫通し、大ピンチに陥る。
 

チョコラブ、地獄変

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一方チョコラブは死を体験することで地獄のコミューンを遍歴し修行。かつてのオルメカ文明の巨石人頭像をモデルにしたパスカル・アバフの持霊を得ることになる。
 

ハオの介入と仲間たちの参集

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腹を貫通された葉はイメージによる治療を試みるも、そこへハオが一味を引き連れて介入。一方で葉たちメンバーも集まり事態は極度の緊張状態へ。だがしかしここでハオは葉のスピリッド・オブ・ソードを見てマタムネを思い出す。マタムネが唯一の友達だったのかもしれないと切なくなったハオは、介入を辞めて帰宅。ハオ一味は誰もいなくなった。
 

地縛霊、ミュンツァー博士の暴走~ルドセブの説得失敗と地獄帰りのチョコラブ~

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ハオの危機は去ってもゴーレムの脅威は残っていた。ルドセブ達の父でゴーレムの開発者であるミュンツァー博士は娘のセイラームの身体を乗っ取っていた。だからセイラームは感情を失っていたのだ。ルドセブは家族愛による父の覚醒を信じ、必死で呼びかけるが、自分に向かってビームを打たれて絶望。そこへ現れたのが地獄帰りのチョコラブであり、アバさんの息でビームを吹き飛ばした。ミックとアバさんのダブルオーバーソウルにより甲縛式オーバーソールであるジャガーマンを手に入れたチョコラブ。ゴーレムと対等に戦う。
 

アンナの介入とゴーレムの接収

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チョコラブとゴーレムの戦いが繰り広げられる中、いきなりアンナさんが介入して、チョコラブとゴーレムを倒す。ミュンツァー博士は意識を取り戻し、ゴーレムを作った自らの責任を取るため、ゴーレムを破壊しようとする。しかしアンナの狙いはゴーレムの接収であり、ミュンツァー博士は根掘り葉掘りその操縦方法を聞き出されることになる。葉は瞑想するチョコラブを訪ね、失明に関して問答をする。そこへ仲間たちもやってきて和気藹々。いつものメンバーで漫才を繰広げる。それを見ていたセイラームはこれまで感情をなくしていたが、少し笑う。症状が改善に向かっていることが示唆されハッピーエンドとなる。
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