白尾エリ物語。絵画に自信があり芸術学院に進学したが劣等感に駆られてオカルトに走った少女の話。
先生はデスメタ少女椎名ツムギに導かれワイルドハントの門を潜り、そこで彼女の自室に誘われる。
その部屋・第4寮404号室では白尾エリがツムギ・カノエ・レナらを率いてオカ研を主宰していた。
このオカ研の部長である白尾エリが今回の主人公となり皆と協力して魔法陣を描き劣等感を払拭するのである。
元々エリは絵画に自信があって芸術学院に進学した。だが高校は実力が同質以上の生徒たちで構成される。
それ故、エリの自信はアッサリと打ち砕かれ、実力も思うように伸びず劣等意識に駆られていったのである。
何とかしようと足掻いた結果エリを救ったのはオカルトであり、彼女を想って相部屋生徒たちも加入した。
今回は月夜の晩に魔法陣を描くことになり寮監生たちと死闘を繰り広げ夢に向かう少女たちの情熱を表現する。
これによりみんなに認められる作品を作りたかったというエリの承認欲求は満たされ劣等意識を改善させる。
一応伏線として七囚人とか評議会長の博物館とか出てくるが、ここでの主題はやはり白尾エリの青春であった。
アイデンティティ崩壊し自己を見失ったエリを支えたものはオカルトと仲間たちだった


- 【1】白尾エリの拗らせた劣等意識
- 先生はある時街で聞き覚えのある音楽を耳にする。それは人類の死が社会福祉でお馴染みのデスメタ少女・椎名ツムギが奏でる音楽であった。成り行きで一緒に茶をしばくことになった先生はツムギの所属先である芸術学院ワイルドハントに招待されることになり、彼女の自室に導かれる。その部屋・第4寮404号室はオカルト研究部の部室だったのである。オカ研は絵画専攻のタロット少女・白尾エリが相部屋の生徒たち(カノエ・ツムギ・レナ)を巻き込んで主宰したものであった。元々ワイルドハントには部活が無いため公式のものではないが、同好の士が趣味を楽しむことは生き抜くために必要なことである。カノエは元々オカルト好きだから、ツムギは同室メンバーと一緒に過ごす時間を大切にしているから、レナは寮部屋を変えられないためという身も蓋も無い理由で、オカ研をやっているのであった。
- ではなぜ白尾エリはオカ研を主宰したのか。それは彼女の劣等意識に起因するものであった。絵画の才能に秀でていたエリは自信をもって芸術学院に入学した。だが高校というものはアドミッションポリシーとか偏差値とか建学の精神とか教育理念があるため、ある程度均質的な同質性の高い生徒たちが集まるものである。当然、白尾エリの絵画専攻においても自分と同質かそれ以上の生徒ばかりであり、あっけなくエリの自信は打ち砕かれたのであった。その上、いくら頑張ってもエリの実力は伸びず次第に焦燥感に駆られてきた。それでもクラスメイトたちと切磋琢磨できればよかったのであろう。だが臆病な自尊心と尊大な羞恥心を抱えるエリは、劣等感に苛まれ陰キャコミュ障と化し、挨拶すらろくに交わせずキョドってしまうようにまでなっていた。白尾エリは現状を打開するために模索を重ねるのだが、彼女が縋ったのはオカルトであった。


- 【2】月夜の晩に魔法陣が輝く時
- 今回のオカルト研究部は魔法陣を描くことになる。学院の主要施設を点で繋ぐと魔法陣の形状が現れるというオカルトに挑戦したってワケ。だが現在の主要施設を地図上で繋げても全然魔法陣の形になどならない。そのため皆で協力して史資料の分析と解読を進めた結果、かつての旧施設の場所を繋ぐ必要であったことが判明する。やったぜ!マジで本当に月夜の晩に魔法陣を描けば魔法発動するんじゃね!と盛り上がる。
- だが真夜中に行動することは、寮監生の目を掻い潜る必要があったし、見つかれば懲罰モノであった。それでも少女たちの青春は止められない。カノエ先輩の手腕で特殊交易部のミヨから蓄光テープとLEDを入手すると皆で月夜の晩を翔ける。まぁ結局見つかるのだが何とか魔法陣を描き切ることができた。オカルト的な魔法は発動しなかったものの、出来上がった魔法陣は美しき光の細工。まさにこの光の芸術は夢に向かう少女たちの情熱の表象だったのである!!
- エリたちは寮監生たちに連行されそうになっていたが、学院上層部からは高評価。「学院の過去と現在を光で結び、美しき図形に昇華させたこれまで類を見ない前衛芸術」と認められ解放される。白尾エリはみんなに認められる作品を作りたかった。落ちこぼれではなく皆に愛されるアーティストになりたかった。みんなのおかげでそれができた。友情!努力!!勝利!!!みんながいれば劣等感を払拭して新たな芸術に邁進していけると思いを新たにするのであった。
白尾エリ名シーン集












