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【感想】『宝石の国』を一応読んだので雑感を殴り書きしておく。

ポストアポカリプスもの。人間が滅んだ後のセカイ。仏教。人類は無に至るべき。 人類滅亡後、人間は魂・骨・肉体の3種類に分かれた。 魂は月で月人となり、骨は地上で宝石人となり、肉体は海で軟体動物となった。 物語は月人が宝石人を襲撃してきて、それと…

僕ヤバ143話感想「校内スマホ禁止により二人だけのコールサインを考えるイチャラブ回」

山田は大陸製ショート動画アプリでバズったことにより盗撮されることが多くなった。 そのため予防措置として校内でスマホが禁止になり、連絡を取り合うことが難しくなる。 山田は二人だけのコールサインを決めようとか言い出してアレコレ考えることに。 自分…

【資格ビジネス】資格コレクターの話を聞くと資格の勉強したくなるけど、手段の目的化、そんなことしてる暇あったら自分の専門領域を高めるべきとオチが着く(こづかい万歳51話感想)

リスキリングとか流行ってるし一昔前は朝活とか言っていたし資格勉強って普遍的なネタ性があるよね。 勉強ネタも鉄板だし、勉強で汗かきたくないけど勉強方法を見るのは好きって層は一定数いると思う。 で、今回の話を特徴づけているのが「国家」資格という…

僕ヤバ142話_関根萌子√「優秀な兄姉を持つが故に勉学に興味が無いフリをし、陽キャに振る舞い遊びに興じることで満たされない心を埋める弟妹の心理」

142話前半は関根萌子√。私立高模試を受けに行き、同小出身者でマックした時のエピソードである。 市川にとって意外だったのが、木下の存在。彼は市川が落ちたエスカレーター私立に通うのに外部受験するという。 エスカレーター私立では旧帝や一工には入れず…

ゆるキャン△後輩キャラ瑞浪絵真の初キャンは群馬!~アプトの道&碓氷峠鉄道文化むら~(16巻感想)

キャンプ未経験だったがアウトドア用品店でバイトしていた瑞浪さん、野反湖の魅力に触れ群馬へ行く。 13巻でなでしこが群馬フラグを立てていたがまさか本当に群馬へ来ることになるとは!(コラボ待ちの姿勢) キャンプ処女の瑞浪絵真はバ先や友人の影響もあり…

僕ヤバ141話感想「不思議ちゃんの半沢さんを出しつつ山田の誕生日が9/10だと前フリする回」

半沢さん掘り下げ回。山田が半沢さんを誘って渋谷デートをする話。 ルックスと身体に恵まれているが陰キャで不思議ちゃんな半沢さんが渋谷へ行く。 私服のセンスは壊滅的で400円のパチモンキャラT+紐だし半ズボン+リュック。 さらに渋谷に初めて来たのに…

こづかい万歳50話で描かれる衰退国日本の表象~「平凡」な暮らしは令和において追い求めるべき「社会的ステータス」であることについて~

財布を落とした主人公がこれまで出会ったこづかい超人たちのスキルを応用しながらゼロ円生活にチャレンジする話。 今回はなんとこづかいゼロ円の生活を送る超人が登場する!だが彼は最近までは月に2万程度使っていた。 驚いた主人公がその理由を尋ねると、彼…

僕ヤバ140話感想「一人で盛っていた山田、市川の欲望の対象になれないことに虚しさを抱くも、市川が勃起していることに気付きドヤ顔をキメる」

肉体的関係に発展しないことについてメランコリックになり泣き出す山田を市川がケアする話。 中3の夏休み、山田はひと夏の思い出として市川と肉体的関係を結ぶことを夢見て一人で盛っていた。 だが市川は山田のことを行為ではなく一人の人間として大切にして…

僕ヤバ139話感想「ぬいぐるみ陰茎現象を怖れて性的接触を回避しようとするもご休憩所に連れ込まれてしまう市川の話」

夏合宿編クライマックス。山田が接吻を求めていることを意識しながらも応えらえない市川。 ぬいぐるみ感覚で接している彼氏が性を醸し出すと忌避されるという現象を怖れていたのだ。 市川は山田の豊満な肉体に惑わされつつも良く理性を保ちキャウキャウする…

僕ヤバ138話感想「海水浴デート回。市川と接吻したい山田、溺れたらどうする?と人工呼吸をねだる」

海水浴デート回。市川が裸体を垣間見せたり、劣等感を前向きに捉えられるようになったりする。 一方で山田は性欲に支配されており市川と接吻したり将来結ばれたりすることしか脳内に無かった。 今回の見所は市川が劣等感に苛まれながらも、その劣等感ごと肯…

僕ヤバ137話感想「山田の非処女ムーブ~処女じゃないことを気にする山田のあざとい仕草~」

今回は江の島デート回。だが山田は家族と来たことがあり市川とが初めてでは無かった。 そのため市川は誰と来たのか詮索するカタチになってしまうのだが、山田はそれをはぐらかす。 山田が冷酷な目をしながら「…それはいいじゃん」と返す場面が今回のハイライ…

【感想】たぬま「Because I Love You!」(田屋沼屋)

田屋沼屋さんの"うちのこ"ティノちゃんがイケメン竿役との逢瀬を夢見て自ら襲ってしまう本。 魔法士の国で杖を作る仕事をしているティノは国において貴重な人材でイケメン護衛がついていた。 ティノはその護衛くんと時間を重ねるうちに心が惹かれていくのだ…

【感想】鳶村「とことんやっちゃう杏山カズサ」(ほるもんカレー)

勉強会中にカズサが先生を襲い既成事実を作った後、快楽堕ちした姿を宇沢レイサに見せつける話。 本作はカズサの執着心と独占欲に焦点を当てており、先生を襲ってしまうカズサの描写が秀逸である。 勉強会中に先生が自分のことを女として見てくれないことに…

【感想】にんげん「杏山カズサのトリセツ」(にんげんっていいな)

名作。先生に対する恋情とアイリに対する羨望に懊悩し、先生との関係を断ち切ろうとしたカズサの話。 本作の魅力は杏山カズサの心情描写にあり先生に対して恋情を抱きながらも巧妙に隠す内面が掘り下げられる。 本当は先生と恋仲になりたいがそこまで踏み込…

【感想】すーぱーぞんび「先生?ユウカちゃんには内緒ですよ」(ぞんびと愉快な仲間たち)

体育祭準備でユウカの太腿に押し潰され不覚にも屹立させてしまった先生をノアが性処理する話。 本作の見所は余裕派のノアであり、彼女の策謀の下、掌の上で転がされる先生がウリになっている。 当初はノアの誘惑を断ろうとするもズルズルと関係を深めてしま…

またのんき▼『伊ダ落』(Horizontal World)の感想・レビュー

清廉潔白であるべきなのに肉欲を抱き自罰意識に苛まれる先生が伊落マリーに贖罪を求める話。 伊落マリーが当番生徒にやってきた際、先生は自ら慰めている姿をマリーに見られてしまう。 シスター見習いであるマリーに対し先生は自らの罪を告白し生徒に対する…

【作業中】C103におけるトレンドと表現技法の研究(1)「ブルーアーカイブ」編

随時更新。C103の二次創作において覇権を握ったブルーアーカイブ。ここでは大人気作品ブルアカの同人誌においてキャラクター表現やフラグ生成過程がどのように表現されているかを分析するため、各作品群を読み感想をメモしていくこととする。一応現在の分類…

【感想】百済児廿日先生の「兎角浮世はママならぬ。」を読んだ

自分の強さを信じられず勝ち筋から逃げてしまった棋士に精神的強さを与えるため炉利が家族を作る話。 一見すると『りゅうおうのおしごと』×『こどものままでもママになりたい』のキメラである。 本当は強いのに自分の強さを信じられず、本当は打つ筈だった勝…

【感想】ダンジョン飯(全14巻)を読んだ~食事と生命と欲望の根源的意味~

レッドドラゴンに食われた妹を助けるためにダンジョンで魔物を食べながら深層を目指す話。 物語は主に前半と後半に分かれる。前半はダンジョン探索がメインのRPG的ゲテモノ料理モノ。 後半は死生観を題材にした世界設定考察モノとなり食事と生命と欲望の根源…

【感想】東山エイト先生の枯れた中年独身男性の花屋店長モノ、JKバイトに慕われるもどこか諦観している所が良い。

旧帝卒だが脱サラして家業を継いだ花ヲタクの中年男性花屋とバイト少女黒髪ロングJK物。 ヒロインが割としぶりんを彷彿させずにはいられない。しぶりんも花屋の娘だったか。 穴役よりも竿役が魅力的でイイ感じに枯れており、ヒロインの好意を諦観している所…

僕ヤバ136話感想「市川京太郎の超イケメンムーブ~家族への感謝・凡夫であることの甘受・彼女への気遣い~」

私立中学に落ち中二病を拗らせていたイッチも精神的に成長し今ではすっかりイケメンに。 作中でおねえが「見てきたからね京ちゃんを」と言うが読者もそんな気分で好感が持てるわ。 今回のイッチは山田で夢精しそうになるも未遂で終わり性的消費しなかったこ…

【感想】ウマ娘シンデレラグレイ「1989年有馬記念~勝利が義務化し自滅したオグリと走ることの楽しさを思い出し勝利を掴んだイナリ~」(131-143話)

マイルCSからJCへの連闘が話題となりバブル経済に湧く日本の社会現象となったオグリキャップ。 そんなオグリと対等になるため、彼女の敵役となりヒールに徹する覚悟を決めたスーパークリーク。 そんな二強対決と言われる中で地方競馬出身のイナリワンは自分…

【感想】てんぴぼし先生のブルアカ羽川ハスミ本「先生催眠スマホ」(ひかげもん、C103)を読んだ。

正実の実質的な長・羽川ハスミが押収品のスマホで先生を催眠にかけ肉欲を貪る話。 羽川ハスミは正実モブから押収品のスマホを渡されるがそれは先生催眠スマホであった。 SNSで検索するとアスナやハナコが先生を催眠にかけ行為を楽しむ自撮りが出回っていた。…

【感想】呉マサヒロ「女学校で男ひとりなので校則で性欲のはけ口にされる日常 3時限目」

呉マサヒロ先生のM男ハーレムモノの続編だが作風を変えヒロイン一人を深く掘り下げてきた。 これまではキャラの掘り下げが希薄で属性に依存した抜きゲー特化だったが内容に深みが出た。 流れとしては竿役の男性が各種属性の異なるヒロインの性欲処理に使われ…

【感想】公式ブルアカ便利屋漫画を手掛ける野際かえで先生による非公式アリリオ漫画を読んだ。

天真爛漫なAI少女アリスと彼女に対し自罰意識を持つミレニアム生徒会長リオとの凸凹関係漫画。 ブルアカ本編で一人で突っ走った結果、公金を横領した挙句アリスに酷いことをしてしまったリオ。 その後、彼女は生徒会長として溜まった仕事の消化や背負った借…

ブルアカ便利屋漫画14話のアルカヨの関係性においてカヨコがアルをサポートしているかに見えて実はカヨコの方が依存していて尊い

アルのヘッポコをカヨコがサポートしていると思ったら、カヨコの矢印の方が大きかったという話。 丁寧で真面目で良い子なアルはその反動により高校デビューで何故かアウトローに憧れてしまった。 気立てが良く気品もあり能力も高いのにアウトローに拘る余り…

【感想】僕ヤバ135話「市川ハーレムにおけるバヤシコ参戦フラグについて~市川の中に男性像を見い出していた小林~」

僕ヤバ夏合宿編では萌子や関根が市川に好意を持っていることが示されたが、ついに小林も動く! 山田が萌子と喧嘩した時に真っ先に市川が山田のケアに向かったことに対して好感度が爆上げとなる。 山田は小林の弟たちがよく市川に懐いて?いることや小林が市…

【感想】どじろー先生の「逆張り系ゲームオタク陰キャ女」モノの商業作品を読んだ。

自分がリア充になれないからこそ周囲の青春女子たちを見下すことで自我を保ってきた陰キャ女の話。 陰キャ系干物女の天野結華は周囲のキラキラ女子に馴染めずにいたが、ゲームを通じて竿役と仲良くなる。 天野結華はキラキラ女子の青春が大したものではない…

ももこ先生の商業作品「友達の妹」とその続編「紬ちゃん性長記」を読んだ。

バイトを探していたら大学の女友達から妹の家庭教師をしてくれと頼まれる話。 だがその妹(紬さん)は非常に勉強ができ、正直言ってカテキョなど必要無かった。 その目的は紬さんが女子校育ちで男性を苦手としているので慣れさせるためであった。 徐々に段階を…

【感想】僕ヤバ134話「ケンカしないのが友達なのではなくケンカしても仲直りできるのが友達」

山田と萌子の和解回。萌子は「コイツラが優しすぎるッ」と述べ、自分は何でも言える関係に友人像を見い出す。 萌子は受験勉強が上手く行かないストレスから普段は流していた山田への不満をぶちまけ口論となる。 レスバに敗れた山田は逃げ出し市川と小林が追…