デレマス同人誌でカルト的な人気を誇った森宮正幸先生のオリジナル弱者男性モノ。
気の強い母親の庇護下に置かれ「子ども部屋大学生」として日夜PCに張り付いていた。
心配した母親は少しでもコミュ力を改善しようとママ友&その娘との食事会を開催した。
渋る竿役は強制的に連れ出されるが、そこで会った娘が推しの変態エロ動画配信者だった。
彼が古参のファンであることが明らかになると穴役のヒロインは感激し寸止めプレイに興じる。
後日再び会うことになったが竿役は穴役にバニーを希望しイチャラブな生殖活動に励んでいく。
タイトルにも黒髪とある通り、騎乗位を中心とするダイナミックな黒髪の躍動感がおススメ。
作者先生は後書きで絵柄変化について言及なさっていたが、個人的には後輩シリーズ時代の絵柄が好き。
しかし絵柄は時と共に変わるものだし流行り廃りもあるので好きなように描いていいんじゃないですかね?
商業で髪フェチ漫画を連載していた森宮先生。同人でも髪を全面的に押し出した作品を出す(ただし髪コキは無い)

- 本作のポイント「黒髪」表現について
- 森宮正幸先生と言えばデレマスの同人誌で名を馳せた有名なお方。しぶりんの黒髪を艶やかに表現するなど、その髪の毛の描写は大変丁寧であり人気が高かった。その長所は商業にも利用され、髪フェチに特化した作品を連載するに至った。今回はその髪フェチを同人作品で全面的に押し出し、タイトルにも「黒髪」の単語使う程。名前負けすることなく、騎乗位や対面座位において躍動する黒髪のダイナミックさを魅力的に描き出すことに成功している。ベッドに広がる黒髪の海もワザマエな技巧である。
- ストーリーラインと導入について
- さて内容について。ストーリーは弱者男性が主人公となる。この竿役は母親の庇護下に置かれる子供部屋大学生。ゲームヲタクであり学校以外はPCに張り付いていたため、母親はこれを心配していた。そのためママ友&その娘との食事会を開催し、主人公を強制参加させるというのが導入となる。このママ友の娘が今回の穴役ヒロインであり、実は主人公がずっと推してきた変態エロ動画配信者だったのである。古参である主人公はその娘が推しであることを一発で見抜き、ゲームの話に食いついたヒロインがPCを見せてと部屋に入った際に、正体を訊ねる。

- フラグ構築の始まり

- 女性上位騎乗位
- 後日、穴役ヒロインの配信も無く寂しく思っていた所に連絡が入る。アレの続きをしようと。竿役は過去の配信におけるバニーディルド騎乗位に焦がれていたため、バニー服をリクエスト。前戯は散々焦らされた主人公が主体となりヒロインを責め立てて逝かせるが、本番は攻守交替。ヒロイン側が自分もしたいことしてみたいと言い出し、主人公を攻める側に変わる。ヒロインのしてみたいこととは騎乗位ゴム無し膣出し。竿役に跨ると腰を振り、接吻したいと唇を貪りながら、尻肉を揺らすのである。途中で乳房を差し出し授乳するが、竿役は何故か辞めてしまう。その理由を問うと逝ってしまうので勿体ないという大変可愛らしいものであったので、ヒロインはトゥンクしスイッチが入ってしまう。出してもまたすればいーじゃんと高速ピストンで吐精させ搾り取っていく。

- 面倒くさいヒロインの心情吐露タイム
- 余韻もそこそこにお掃除フェラで回復させると朝まで何度でもしよーよと2回戦に突入。今度は対面座位でありヤリながらの会話劇が中心となっていく。ヒロインは自己の変態性欲に後ろめたさを抱いており面倒くさい女性の一面を披露する。自分のことを本当に好きなのか、変態なのに嫌ではないのか、そのうちに飽きるのではないかと(否定されることを前提に)問い重ねていく。これらに対して主人公は弱者男性ながらも男らしい側面を見せ、穴役を肯定していくのである。その流れが生殖にも反映されており、対面座位から正常位へと移行すると、豊満な乳房を鷲掴みにしながら穴を責め立て、唇を交わしつつ子宮を白濁液で満たすのだ。
- 変態性欲ヒロインを彼女にしたことによる人生の破壊
- ピロートークでなぜ配信が途切れていたのかをヒロインに問うと、配信中に主人公の名を呼びそうになるという可愛らしい理由であった。真摯な最古参勢だけでなく、初対面で自分の正体に気付いてくれたことは彼女の承認欲求を満たしたのだ。交際のおねだりを受け容れた主人公は晴れてフラグ構築し、ハッピーエンドで終わる……かと思いきや、続きがあった!穴役ヒロインは主人公と結ばれたことで配信を再開するのだが、なんとリクエストにお応えして性交している姿を配信するとか言い出すのだ。勿論主人公もこの配信を見ていたのだが、事前連絡なしでの出来事に青天の霹靂。汁男として出演したら人生が終わる。彼女との性交による快楽か、自分の保守的な人生かの天秤にかけられたところで、次回に続いた!