2016-08-14から1日間の記事一覧

カレル・チャペック(来栖継訳)『山椒魚戦争』(岩波文庫、1978)

ディストピアもの。資本主義を含め現代文明が行き過ぎた結果、山椒魚が人間にとって代わる。 しかし最終的に山椒魚も種族間戦争となって滅び、生き残ったわずかの人間がまた文明を築き始め、歴史は繰り返す。 現代世界のシステムそのものが、人間の根本的な…